「任意整理しなければよかった」意味がない手続きをさせないご提案

債務整理の中で、任意整理は、手続きが非常に簡単で、1番多く選ばれている借金問題を解決する方法です。

 

でも、その任意整理をしたことで後悔している人がたくさんいます。

 

その理由は…大きく3つ

  • 弁護士費用が高額だった
  • 生活が楽になってない
  • 完済後5年も審査が通らないのはキツイ

 

弁護士 鬼頭
中には、弁護士や司法書士から弱みに付け込まれたような気持ちを抱くほどの方もいます。
正しい任意整理の選び方、向いている人についてもお話します。

 

【任意整理を選ぶポイント】

♦同じ手続きをするのなら、弁護士費用は安い方がいい

♦同じ手続きをするのなら、毎月の負担は軽くならないと意味がない

♦同じ手続きをするのなら、審査が通らない期間も金銭的に困らない状況かどうか

 

【任意整理しなければよかったと後悔する理由】

♦クレカの契約ができない
♦賃貸契約ができない
♦携帯電話端末の割賦が組めない
♦ローン契約ができない
♦生活が楽になっていない
♦弁護士費用が高額だった

特に少額の借金を任意整理したことで後悔するケースが後を絶ちません。

 

逆に収入と支出に見合わない無理な任意整理をしたことで、生活が楽になるどころか、苦しいままで再度返済不能に陥るケースもあります。

 

弁護士 鬼頭
あなたにとって任意整理が「意味がないもの」となるか、「楽になった」となるかの運命の分かれ道は、相談・依頼する弁護士や司法書士の腕にもかかってきます。本当にあなたにとって、最良の手続きであるか、そうではないのか、債務整理の経験豊富さと事務所の方針にも関わってきます。あなたが納得できる説明で、メリットとデメリットを説明してくれる弁護士や司法書士に任せることをおすすめします。

 

では、詳しく解説します。

 

 

任意整理をしてよかったと思う時

 

任意整理のメリットから考えていきましょう。

 

任意整理を行ったご依頼様へその後どうですか?と尋ねてみると「任意整理をしてよかった」と答える人の理由は、以下の答えが返ってきます。

 

♦返済が楽になった
♦未来への希望が持てるようになった
♦お金について真剣に向き合えるようになった
♦取り立てに苦しまなくてよくなった

 

これまで、返済のために借入し、またお金が足りなくなって返済したクレジットカードを使うという自転車操業を繰り返していた方も、任意整理をしたことで、生活がプラスに改善できたと感じているようです。

 

具体的には…

・生活が回るようになった
・借金をしなくても生活ができるようになった

・貯金ができるようになった
・お金の使い方や管理をきちんとするきっかけになった
・督促の手紙や電話に悩まされなくなった

 

こんなお話をいただけます。

しかし、任意整理をしなければよかったと後悔する声も上がることは事実のようです。

どういったことが原因であるのかを考えてみたいと思います。

 

任意整理しなければよかったと後悔をしてしまう背景

 

任意整理とは、将来利息をカットし、3~5年で元金を分割し、弁済していく手続きです。

まず、任意整理というもの自体は、

将来利息をカットすることしかできない手続きであるということを覚えておいてください。

 

裁判所を介す必要もなく、弁護士や司法書士に依頼するだけで手続きは簡単です。

 

毎月の返済負担が減ることもありますが、人によっては、任意整理をすることで毎月の負担額が増えることもあります。

 

あなたにとって、任意整理をすることで、生活が楽になるのか、意味がないものになるか…

そのカギは、債権者が握っており、取引期間や借入額で決まります。

 

弁護士 鬼頭
「債権者がカギを握っている」という事実、最近の和解成立条件の傾向を熟知しているのは、債務整理の経験が多い弁護士や司法書士です。

 

弁護士は、精一杯の交渉をしますが、任意整理に応じてくれない債権者がいたり、短期間でしか応じてもらえないなどケースにより様々です。

 

この傾向を知らないで、相談や依頼を引き受けたりする弁護士や司法書士に当たると、思い通りの結果にはならないことが起きる可能性があります。

 

後述で詳しく説明しますが、そもそも任意整理では、毎月の返済負担を大きく減らすことは見込めません。

 

あなたの生活状況によっては、任意整理をすることで、借入ができなくなる上に前よりも生活がキツく感じてしまうこともあります。

 

無理な任意整理をしないためには…

債務整理を専門に行っている弁護士にきちんと相談することが必要不可欠です。

 

1.3~5年で返済することを考えると、あなたの持っている借金と毎月の収入から〝捻出できる金額なのか〟を考えなくてはいけません。

2.任意整理でできることは、利息のカットのみ。
任意整理の効果は、あなたの借入と返済状況によっては、債権者となる金融会社との和解条件が変わります。

3.本当に任意整理をすることで、未来が明るくなるのか、生活再建が可能なのかを考えましょう。

 

任意整理手続きの実態・和解交渉について

最近、和解交渉の際に将来利息・頭金・期間の短縮を求める業者が増えてきました。

 

任意整理では将来利息をカットできるとされていますが、必ずしも将来利息がゼロになるとは限らないケースが増えています。

 

それは、あくまでも交渉だからです。

個人再生や自己破産のように裁判所を通す必要がない手続きである反面、債権者の意向が強いと交渉が上手くいきません。

 

<債権者が要求する将来利息・頭金・期間について>

(将来利息の振れ幅)
3~8%の要求が多いが、最大で法定金利の要求がある。
法定金利は任意整理する意味がありません。


(頭金)
和解交渉後の初回に5~10万の要求をされるケースがある。
滞納が続き、判決を取られてしまっている場合は、半額を頭金にして欲しいと要求される厳しいケースもあります。


(期間の短縮)
最長、5年までの交渉が可能でしたが、4年、3年と短期間でないと応じてもらえないケースも増えた。
最短では、1年しか応じないというケースもあります。

 

その他、利息をつける代わりに期間の延長を債権者に提案されることもあります。

例えば、70回程度です。

 

しかし、ここでこの債権者は任意整理に応じませんよと断言できるものではありません。

 

あなたと債権者との取引期間や状況が左右します。

だから、軽はずみにあなたの任意整理の予測は、面談以外では言えないのです。

 

つまり、債務整理を専門としていない弁護士や司法書士に依頼すると、上記の交渉結果となり、任意整理が失敗に終わってしまう可能性もあります。

 

任意整理がいくら簡単な手続きだと言っても、債務整理を専門としている弁護士に相談することを強くおすすめします。

 

弁護士 鬼頭
思い通りにならない債権者が増えてきたので、弁護士として慎重に判断しています。
法定金利を要求する傾向の債権者だと判断できた場合には、そのまま支払える場合には、任意整理をしないようにご提案したり、別の手続きをご提案するなど、面談では詳しく債権者の傾向もお話しています。

 

 

 

任意整理しなければよかったと後悔する事例

 

任意整理をする時、弁護士や司法書士は、あなたの代理人として、債権者と返済額や期間を減らせるように交渉をします。

しかし、見合わない無理な任意整理をしてしまうと、任意整理をしたことを事態を後悔することになりかねません。

 

【任意整理を後悔する理由】

  1. 経験が浅い弁護士や司法書士に提案された
  2. 弁護士や司法書士費用が高額だった
  3. 個人再生や自己破産を提案されたが、任意整理を押し通した

 

弁護士や司法書士の提案について

弁護士や司法書士は、借金に困る相談者の重要なキーパーソンとなります。

 

この役割には、相談者の借金に至った背景や経緯まで汲み取って、提案をする必要があります。

 

しかし、上述した債権者の和解交渉の傾向を知らなかった場合には、任意整理が無意味な手続きで終わることもあります。

 

弁護士や司法書士に相談する際には、その人(事務所)が債務整理を専門に取り扱っているところかをHPなどでチェックすることを忘れないようにしてください。

 

 

任意整理の弁護士費用(司法書士費用)が高額だったケース

 

手続きに伴う弁護士費用(司法書士費用)は、各事務所の意向で決めることができます。

相場はあっても、一律でいくらと決められているものではありません。

 

すると、当然ながら、手続き費用が安い事務所、高い事務所と出てきます。

その振れ幅は、5~10万円にも上ることがあります。

 

高額になる理由としては

返済代行を行っているか、いないか

 

返済代行とは、法律事務所や司法書士事務所が、手続き費用とは別で弁済費用と振込手数料(1,000円/社)をあなたから受け取って、代わりに支払うというものです。

 

返済代行にかかる手数料の金額が含まれることで、任意整理の総額費用が高く感じることもありますし、もともと、任意整理の手続き費用自体が高いことも十分考えられます。

 

弁護士 鬼頭
任意整理に関わる手続き費用が高いと、借金の返済に苦しんでいたご相談者様は、生活が楽になるどころか、任意整理後の弁済金と弁護士費用(司法書士費用)の両方に苦しみ、任意整理をした意味が全くなく、更なる悪循環を招くことがあります。

 

つまり、それでは、本末転倒です。

 

返済代行は、あなたがしっかりと管理さえできれば、事務所にお願いしなくてもいいものです。

話し合いで断れるところもあるでしょうし、当事務所のように返済代行を行っていない事務所もあります。

 

任意整理ができればどこでもいい…ではないことを考えましょう!

 

【依頼前の確認ポイント】

  1. あなたの未来は明るくなる見通しがあるか
  2. 弁護士費用(司法書士費用)を支払っても、任意整理後楽になるか
  3. 信頼できる弁護士(司法書士)であるか

 

弁護士 鬼頭
受任通知を送付後、これまでの借金の支払や督促は止まりますが、そこで錯覚を起こす方がいます。
和解成立後には、任意整理の弁済が待っています。弁済スタートまでに弁護士費用(司法書士費用)が支払いが終わらない場合は、「毎月の弁済費用」と「弁護士費用(司法書士費用)」の両方の支払いをすることになります。

 

当事務所では、受任通知の効力があるうちに弁護士費用を完済して頂けるように考えています。

よって、

1社あたりの弁護士費用も18,000円(税込)としており、振込代行も行っておりません。

 

未来が明るくなるご提案をすることが、弁護士のやるべきことだと自負しています。

 

無謀な任意整理の選択

個人再生や自己破産は、裁判所を通した手続きが必要になります。

よって、様々な書類などが必要となるため、家族や会社にバレる(話さなけれならない)結果となることがあります。

 

それを避けるためや手続きに踏み切れない心情などが重なって、任意整理の一択を貫く方がいます。

 

そうすると、受任通知で一旦は楽になると錯覚できますが、いざ弁済がスタートしてみると、支払いに困る日々に逆戻りすることがあります。

 

ですが、無謀な任意整理をしてしまった場合、信用情報機関に事故情報として登録されているため、どこかで借り入れをして工面することもできなくなります。

 

弁護士 鬼頭
あなたの大切な未来を守るためにも、借金問題を専門に取り扱っている弁護士に相談することを忘れないでください。

 

 

任意整理をしたのに生活が楽にならないのはなぜ?

 

何度も言いますが、任意整理は、弁護士や司法書士に依頼するだけで完結する簡単な手続きで、将来利息をカットすることができます。

これによって、毎月の返済負担を減らすことができる可能性があります。

 

しかし、

減るのは将来利息だけです。

 

確かに利息が減るだけでも大きいです。

この図を見てわかるように、契約通りに支払うとしたら、49万円の利息を払わなければならないところを任意整理したことによって、49万円支払わずに済むという話です。

 

元金を3~5年で分割にするので、トータルで考えれば、任意整理をする意味は十分にあります。

 

でも、ご相談に来る方は、今月の返済がどうにもならない今月の生活がどうにもならないという思いを抱えていらっしゃいます。

 

話をよくよくお聞きしていると、任意整理では、生活の収支バランスが取れない人も多いのです。

 

毎月10万円払っていたものが6万円になったら、安く感じるかもしれません。

 

弁護士 鬼頭
でも、その6万円がすでに生活費の中から支払うのが難しい状態にあることに気づけない人が多いのです。
目先の金額を減らすこと、一時的に返済がストップする状況で錯覚を起こしてしまうことがあります。

 

ご相談者様が錯覚を起こしたりしないように、総合的に冷静的な目を持って助言することも、弁護士の仕事の1つだと思っています。

 

任意整理希望でご相談にいらっしゃっても、個人再生や自己破産を選択して依頼されていく方も少なくありません。

弁護士 鬼頭
なぜなら、少しでも手続きが簡単なもの、費用が安そうなものを選ぼうとする傾向が強いからです。

 

任意整理をした上で、やっぱり生活に困ったと再度ご相談にいらっしゃっても、和解が成立している場合は、方針の変更ではなく一からのお手続きになりますので、個人再生や自己破産をする場合は、弁護士費用(司法書士費用)を二重で支払うことになります。

 

弁護士費用(司法書士費用)を二重で支払うなんてメリットがありません。

当事務所では、しっかりと面談にて聞き取り調査をさせて頂いた上で、本当に大丈夫そうかを一緒に考えています。

 

次に審査が通らないという問題について解説します。

 

 

任意整理|完済から5年間の審査が通らない生活

 

任意整理に限った話ではなく、債務整理を行ったら、信用情報機関に事故情報として登録されることになります。

この結果…

  • クレジットカードが持てない
  • 借入ができない
  • ローン契約ができない
  • スマホの割賦契約ができない
  • 信販会社の審査が必要な賃貸契約ができない

こういったデメリットがあります。

 

ですが、デビットカードでおおよそは、これまでの暮らしと変わらない生活が営めます。

クレジットカードのような後払い機能はありませんが、ネットショッピングもデリバリーサービスも利用ができます。

高速道路であれば、チャージ式のETCパーソナルカードがあります。

 

また、現在は電子決済サービスが充実しているので、クレジットカードの代用品になるものはたくさんあります。

 

弁護士 鬼頭
クレジットカードは、もしもの時の〝生活の保険〟と考える方が多いです。
クレジットカード以外の決済サービスを利用しようと考えるよりも、後払いできることに対して安心があるのなら考え方を改めないと、また支払不能という事態を招いてしまうかもしれないのでご注意ください。

 

問題なのは、今や生活必需品であるスマホの割賦契約ができないことです。

2年を超えてくれば、少しずつ充電の消耗も激しくなります。

新しい機種に…と思っても、格安のスマホにするか、我慢するかを迫られてしまいます。

 

そこに備えるためには、少しでも貯金する余力は持っておきたいですよね!

そうなると、任意整理をしても、カツカツな生活状況では必要なものを購入することが難しくなってしまいます。

 

弁護士 鬼頭
だからこそ、無理な任意整理をして、これまで以上のパンクをしないためにもしっかりと債務整理の専門性を持った弁護士と相談し、ご相談者様の納得できる明るい未来に向かう選択をして欲しいと思います。

 

↑これだけ覚えて帰ってください。

 

賃貸契約に関しては、信販会社を通して契約しなくてはいけない物件が増えてきたと思いますが、不動産仲介業者に相談すれば、契約しやすい物件を教えてもらえると思います。

 

ローン契約は、信用情報機関に登録されている期間に影響が出ます。

 

信用情報機関に登録されている期間は、完済後5年間とされています。

 

この期間には、任意整理を行った人の名義で契約ができません。

あなた以外のご家族の方にお願いする、または、一括で購入するようにするなどで対応をするようにしてください。

 

弁護士 鬼頭
ここまでの話を理解できて、任意整理をして楽になった!良かった!!と言ってもらえると思います。
あなたが任意整理しなければよかった、後悔した、意味がなかったとならないようにお役立てください。

 

アーク法律事務所で任意整理を行う場合

♦来所により面談相談が必須です。
(名古屋の事務所までお越しください)♦費用は1社18,000円(税込)

♦受任通知は当日送付で対象の借金の支払いは、その場でストップできます。

 

 

<成功事例>

任意整理の成功事例|和解交渉で返済額が大きくダウン

 

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借金・多重債務問題の解決方法は二択です。

①収入を増やして返済する
②借金の返済額を変える

借金の返済額を変えるとは

 


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