クレジットカードは、使えば使った分、ポイントが貯まる仕組みですよね。
でも、そのポイントの存在を忘れていることってありませんか?
借金のことばかりに気がいっていると、貯めてから…と思っていたポイントの存在を忘れてしまうこともありますよね。
ご依頼後に
「ポイントはどうしたらいいですか?」というお問い合わせを実際いただくこともあります。
答えは…
使えるものは使わにゃ損!!
受任通知送付後でも、使用可能な状態であれば使い切ってしまいましょう!
ポイントを消化することは問題にはなりませんので、ご安心ください。
この記事では、債務整理をした時のクレジットカードのポイントについてを解説していきます。
では、いきましょう!
受任通知でポイントは失効の可能性大!ポイントの使用は債務整理をする前がベスト
弁護士に債務整理の依頼をすると、弁護士は、受任通知を債権者に送付します。
債権者に受任通知が届くまでの日数は、2~3日です。
債権者の手元に受任通知が届くと、
クレジットカードは
強制解約されることになります。
この原理だけで考えると、強制解約されてしまうと…
同時にポイントを失効する可能性が高いということになります。
なので、債務整理を依頼する前にこの記事をお読みの場合は、早急にポイントを消費するようにされることをおすすめします。
ちなみに、ポイントを消化しても債務整理には影響しませんのでご安心ください。
次にポイントの消費の仕方についてアドバイスをします。
クレジットカードのポイントは、消費または移行するのがおすすめ!
ポイントと言っても、今は本当に様々、多種多様な企業展開をしていますよね。
債務整理で関わってくるのは
クレジットカードの部分だけです。
クレジットカードのポイントの仕組みは、2パターンあります。
あなたの持っているカードの特性から、債務整理を依頼した後のポイントの状況等が変わることになります。
純粋にクレジットカードを発行している会社がポイントを管理している場合
(例)
・マスターカード
・JCBカード
・アメックスカード
・クレディセゾンカード
・三菱UFJニコスカード
・オリコカード
・ジャックスカードなど
これらのカードは、それぞれのカード会社でポイントを管理していると思います。
受任通知が届くと同時にポイントを失効する可能性が高いので、早い段階でポイントを使い切ってしまいましょう。
クレジットカードを使うと別のサイトなどにポイントが貯まる場合
(例)
・楽天カード
・イオンカード
・Tカードなど
これらのカードは、ポイントの移行ができる場合があります。
特に楽天カードは、楽天というサイトに会員登録をして、クレジットカードを使うとポイントが楽天にポイントが貯まっていきます。
楽天のクレジットカードは使えなくなりますが、楽天の個人アカウントまで消されることはないと思います。
この場合は、慌てて使わなくても良いかもしれません。
イオンカードは、WAONポイントや電子マネーカードへ使用を移行すれば、使うことができます。
Tカードも、ファミリーマートなどで、クレジット機能のないTポイントカードを作って移行すれば大丈夫です。
問題視する部分は、クレジットカードの部分です。
ポイントは、債務整理では問題視されることはありません。
【まとめ】貯めたポイントが使える状態なら使ってしまおう!
債務整理をすると、クレジットカードを使うことはできなくなります。
信用情報機関に登録されているは、新規でクレジットカードを契約することもできません。
完済後、5年。
自己破産なら5~10年が目処です。
これまで持っていたポイントを何もせずに失効させてしまうのは、もったいないですよね。
<今日のまとめ>
・移行できるカードなどがある場合は、移行手続きをする。
・移行できたポイントは、ポイントの有効期限内に使う。
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