どうしよう…
運転資金の返済が難しい…
個人事業主（自営業）の方が、金融機関で借りた運転資金の返済に困るケースがあります。
借金まみれで返済が難しい、できない…
そう思った時には「債務整理」という方法があります。
しかし、債務整理を行えば、事業を潰さなくてはならないのではないかと不安を抱きますよね。債務整理は、自己破産だけではありません。状況によっては、任意整理や個人再生を選択すれば、事業を継続しながら、借金の重圧を軽くできる可能性があります。
そのために弁護士がいます。安心して頼ってください。
運転資金の返済のために、他でも借金を重ねて、支払いに追われていると借金を返すために借金をする自転車操業・借金地獄への道を進んでいる状態です。
約束通りの返済ができなくないと思った時点で、大切な事業の継続も踏まえ、早期に弁護士に相談することが大切です。
お店を守りたい！倒産、潰すなんて考えたくないあなたへ
自営業は、軌道に乗せるまでが大変ですよね。
僕も、今の事務所を構えて最初の頃は、閑古鳥が鳴くほど相談者が来ない状況でした。
でも、自分を信じて辛抱しなくてはいけない時期ですよね。
その辛抱の時期、お店を開業した途端や軌道に乗っていたのにコロナが世界中で蔓延し、まさかの休業を強いられてしまったり、長期に渡る自粛期間で何ともならない資金状態に陥ってしまった方も多いと思います。
給付金や補助金に頼った方もいたと思います。
まず、伝えたい思いは、僕も法律事務所を経営する立場です。
自分の信念をかけて、起業したその想いを僕は同じ個人事業主として理解できます。
ですが、気持ちを理解することだけで、あなたを救えるのなら簡単なのですが、現実はそうもいきません。
現実的にどんな協力ができるのかをお話していきます。
特にゼロゼロ融資を受けた方は、返済が難しい場合もあると思います。
その際には、こちらもご参照ください。
自営業を潰さずに借金を整理する方法は３つ
- リスケジュール
- 任意整理
- 個人再生
この３つの方法を知っていますか？
まず、最初に、例えば、日本政策金融公庫から事業資金を借りている場合は、リスケジュールをお願いすることができます。
これは、弁護士は不要で、個人的に話し合ってやることができます。
次に、やれる手段は、任意整理です。
ですが、政策金融公庫の借入を任意整理すると、利息のカットはできますが、大きな減額にならず、返済年数が3～5年で支払う計画に変わってしまうので、現状よりも高くなる可能性があるので、おすすめはできません。
ですが、政策金融公庫以外の借金があるのなら、任意整理で減額をすることで、希望が見えてくるのであれば、手段としては良い方法です。
それでも、返済が厳しいとなる場合は、個人再生を考えます。
個人再生では、借金総額を5分の1～10分の1に減額することができます。
どうでしょう？これなら希望が見えてくる気がしませんか？
例えば、最低弁済額を参考までに出してみると…
500万円ある借金ならば、100万円になります。
1,000万円ある借金ならば、200万円です。
これを3～5年で支払う計画を立てるので、
100万円を3年なら3万円弱、5年なら1.7万円ほどです。
200万円を3年なら5.5万円ほど、5年なら3万円強です。
もちろん、あなたの資産状況や経済状況によっては、この限りではありませんし、収入の見込みが立たない状況であると判断されると、個人再生が難しいという判断にもなってしまうので、きちんとお話を伺わないと何とも言えません。
廃業という道を選んでも借金はゼロにならない
もしも、廃業しようと考えている場合、廃業しただけでは借金はゼロにはなりません。
廃業して、在庫処分などしても、借金が残る場合、自己資金での返済もできなければ、その借金の返済についても考えなくてはなりません。
この場合も同じで、任意整理・個人再生・自己破産の３つの中から、あなたに合った手続きを考えていきます。
こちらの記事に詳しくまとめてあります。
個人経営・共同経営が上手くいかない、失敗した時の生活再建方法
実際に個人事業主（自営業者）の方でも生活再建に成功し、失敗を乗り越え、ビジネスの再起をしている方もたくさんいます。
諦めないでください。
【まとめ】自己破産は最終手段！まずは債務整理の相談に行こう！
３つの方法をお伝えしましたが、あなたの状況はどうでしょうか？
もし、この３つの方法を試してもダメだと言うのならば、その時に自己破産を考えれば良いのです。
最初から、もうダメだ！自己破産しかない。事業を廃業するしかない…と悲観することはありません。
僕も、何とか事業を継続できる形で、債権できないかを考えます。
あなたが賭けた夢です。
存続していける方法を一緒に考えましょう！
詳しいお話は、アーク法律事務所への来所をお願い致します。
日弁連の規定を守っているため、来所が必要です。
場所は、名古屋市中区丸の内３丁目17番地13号 いちご丸の内ビル６階にあります。
地下鉄「久屋大通駅」１番出口より北へ徒歩１分です。
面談時間は、平日10時より行っています。
平日夜間・土日にも対応しています。
ご相談料は不要です。
何度ご相談いただいても、セカンドオピニオンのご相談でも無料です。
一緒に納得できる未来を探しましょう。
＜債務整理をお考えの方へ＞
| 債務整理とは何のこと？わかりやすく図解を使って説明します！ |
| 【債務整理】弁護士と司法書士の違いや費用について |
| 債務整理｜弁護士の選び方「３つの失敗しない重要ポイント」 |
| 弁護士費用の比較｜債務整理の費用の相場はどのくらい？ |
| 債務整理の相談時に必要なものは？弁護士が1番教えて欲しいこととは… |
| 債務整理のおすすめの手続きは？自分に合う方法の選び方 |
| 自己破産・個人再生｜弁護士に相談前の事前準備・知識について |
＜債務整理の注意点＞
| 借金バレたくない！家族に言えないから無理な任意整理を選択してしまう |
| 任意整理ができない４つのパターンと難しい３つのケース |
| 個人再生が選択できないケースとは？意外な４つの落とし穴 |
| 自己破産ができない理由と条件があるので知っておいてください |
| 借金（ローン）返済途中に債務整理すると契約や商品はどうなる？ |
