支払いだけで給料がなくなるというのは、本当につらいことですよね。
つらいからといって、支払いは待ってくれませんし、毎日生活するだけでお金はかかります。
どうにか今月乗り切った!と思っても、また〝次の支払い〟は…あっという間にやってきます。
一体、どこを見直せばいいのでしょうか?
休職からの復帰、転職したてなど、一時的な理由でお金がない状況の方は、好転するまで一時的な辛抱で済みます。
しかし、慢性的に支払いだけで給料がなくなってしまう状況にある方は、見直すべきことが必ずあります。
①やめられる支出がないか見直す
②収入を増やす
③これ以上の節約が見当たらず、借金がある場合には弁護士に相談する
あなたの生活の状況で、見直せることを一緒に考えていきましょう。
毎月追われる支払いについて
毎月追われる支払いについて考えてみましょう。
- 家賃(住宅ローン)
- 光熱費
- 車のローン
- 携帯代
- 食費
- 保険
- 教育費
- クレジットカードなどの支払い
これらの支払いは、毎月ほぼ固定で必要とされるお金です。
まず、あなたの給料からこれらの支払いを捻出することは問題なくできているでしょうか?
続いて、その状況に対し、不定期で発生するお金があります。
・医療費
・交際費
・冠婚葬祭など
毎月カツカツな状況で生活している上に重なる支出は工面が大変になりますよね。
次に、まず、できることから考えていきましょう。
自分でできる節約術と収入を増やすこと
インターネット上でも、たくさんの節約術にまつわる記事がたくさん書かれています。
もうすでに試していることもあるかもしれませんが、簡単に今すぐできることから見直してみましょう。
食費を減らす方法
単純に食費を切り詰めてしまうのは考え物です。
なぜなら、身体の健康は資本です。
健康を損なうような状態では、仕事をする体力、気力を養うことができません。
お金がなくても、偏った食事にならないように気を付けることも忘れないでください。
<食費を減らす方法>
- 買う場所を選ぶ
わざわざ遠いスーパーに行くのは、交通費のコスパから考える点があると思います。
まず、あなたの生活環境で、家から近いスーパー、職場から近いスーパーを比較してみましょう。
スーパーによって、価格が違うので使い分けをすることも節約につながります。
また、面倒くさいと感じると、コンビニで済まそうとしたりしませんか?
同じものを買うのなら、コンビニよりもスーパーに行く方が安く済むものも多いですよね。
これを機に買う場所についてを見直してみてください。
- まとめ買いを習慣化させる
スーパーに行く回数を減らすのも節約のうちです。
なぜなら、特売品を求めて毎日スーパーに行くと、余計なものを買いやすくなるからです。
- 空腹で買い物に行かない
空腹で買い物に行くと、あれもこれも食べたい欲が増しやすくなります。
買い物に行くときは、食後に行くことを心掛けると無駄買いを防ぐ効果があります。
交通費を減らす方法
これは、単純な話です。
車や交通機関を使って移動しているのなら、自転車や徒歩にしてみるだけで支出が変わります。
例えば、電車で往復500円かかるところ、自転車に変えれば…500円浮きます。
それを積み重ねれば、500円×日数分のお金が節約できることになります。
また、買い物に行く際も徒歩や自転車にすることで、持って帰れる量が限られてくるので、無駄な買い物を避ける効果も期待できます。
光熱費を減らす方法
1番手っ取り早く節約できるのは、光熱費です。
- お風呂の残り湯を洗濯に使う
- 水を流しっぱなしにしない
- エアコンの温度を下げ過ぎない
- 暖房の温度を上げ過ぎない
- 使っていない電気を切る
ちょっと注意するだけで、すべて節約につながりますよ!
電気やガスの契約を見直してみるというのいいかもしれませんね。
娯楽費を見直す
生きていく上で、娯楽という楽しみも大切なことです。
ですが、お金のかかる娯楽をしていないか考えてみましょう。
今は、便利になった世の中です。
映画が趣味だった方は、ネットを使えば映画代の節約ができますよね。
また、図書館を利用すれば、今は本だけでなくDVDの貸し出しもしてくれるので、お金をかけずに楽しむこともできます。
外食をするよりも、ネットでレシピを検索して調理してみれば、新しい趣味につながるかもしれません。
新しい自分を発見する機会にもつながると思うので、いろいろ試してみてくださいね。
服や化粧品などの雑費
女性も男性も今はオシャレな世の中になりましたね。
周りの人の目を気にしたり、自分のプライド的に…と、なかなか買うのをやめられないこともありますよね。
ブランドの化粧品をプチプラに変えてみる、フリーマーケットを利用してみるだけでも支出は変わります。
服の場合は、全く買わないというわけにもいかないので、サブスクを利用してみるのもいいかもしれませんね。
収入の増やし方
収入を増やすために副業を考えている場合もありますよね。
上記に書いた節約はとっくにやっているということもあると思います。
まず、副業OKな会社であるかを確認することを忘れないでください。
副業を自由にしている会社も増えましたが、まだまだ副業を禁止している会社もあります。
<危険な副業>
出資が必要な副業に手を出すのはやめましょう。
ネットを検索していると「誰でも簡単に今すぐ儲かる」という触れ込みで記事がたくさん出てきます。
- ネットを利用した副業
これを読めばあなたも〇万円稼げるというブログ、動画などの副業を斡旋している人がたくさんいます。
そのためには、斡旋している人に何らかの投資をする必要があったり、やってみても結局1円も稼げないことがほとんどです。
- 投資案件
この株を買えば、この仮想通貨を買えば…というような投資やギャンブルで儲けようと思うのはやめましょう。
安易に信用すると、詐欺に遭ったりする危険も伴いますし、余計にお金に困る事態に発展する可能性もあります。
<副業するなら…>
本当に副業を考えるのなら、正当に空き時間でアルバイトを探しましょう。
働いた時間に対してお給料をもらえるアルバイトの方が断然収入を増やすことができます。
<パートナーに働いてもらう>
専業主婦(主夫)のパートナーがいる場合には、パートに出てもらえないか相談しましょう。
自分一人で難しいこともパートナーと一緒なら乗り越えられることもあります。
今の収入に合った家に引っ越すというのも手段の1つです。
しかし、どの方法もすべてやっているという方には、これ以上の節約も収入を増やすこともできませんよね。
カードの支払いだけで給料が無くなる・毎月の支払いに借金がある場合
支払いだけで給料がなくなるという理由の1つにクレジットカードやキャッシングの支払いが含まれている場合があります。
今のご時世、クレジットカードを持っているのはごく普通のことで、多くの方がリボ払いを利用しています。
一時的な支出での穴埋めや足りない生活費の穴埋めにクレジットカードやキャッシングを利用してしまうこともありますよね。
ですが、問題なのは、使ったら、支払いをしなくてはならないということです。
あぶく銭ではないというのが肝です。
また、借金をしているという認識も薄いかもしれません。
しかし、後払いになっているものは、すべて借金です。
いきなり、借金の相談をするというのも抵抗がありますよね。
でも、安心してください。
あなたの状況を不利にすることなく、借金の状況を改善させることを考えるのが弁護士の仕事の1つです。
- 家族や会社にバレないように相談可能
- 住宅ローンを維持する方針の検討可能
あなたが抱くであろう不安については、重々承知しています。
もう少し具体的に説明します。
借金の相談相手は、弁護士が1番適任です。
相談分野は「債務整理」になります。
弁護士に依頼すれば、借金の支払いを「即座にストップ」することができます。
<弁護士が適任な理由>
認定司法書士も債務整理を扱えますが、金額に限りがあることと、万が一、自己破産や個人再生を選択する場合には、代理人になることが司法書士はできず、裁判所にかかる費用は弁護士よりも高くなります。
<債務整理とは>
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
この3つの総称です。
<任意整理とは>
任意整理は、あなたの負担になっている借金だけを選び、将来利息を最大ゼロにすることができる手続きです。
実は、毎月支払っているクレジットカードやキャッシングの支払いの中には、利息がたくさん含まれています。
この利息を軽減させることで、毎月の支出を変えることが可能です。
カードやキャッシングの支払いだけで給料がなくなってしまう場合には、任意整理があなたにとって適した債務整理かを弁護士に判断してもらうことから始めてみましょう。
あなたが契約しているカード会社や金融会社などのによっては、任意整理の効果が得られない場合もあります。
こうしたデメリットを知っているのは、債務整理に注力している弁護士ならではの強みです。
<個人再生とは>
個人再生は、全部の借金を大幅に減額させることができる手続きです。
住宅ローンを抱えていても、住宅ローンを維持したまま手続きをできる可能性があります。
つまり、住宅ローン以外の借金の重圧を大きく下げることが可能な手続きです。
カードの支払いだけでなく、住宅ローンの支払いも難しい場合や多重債務状態で任意整理では負担軽減があまり見込めない場合において、安定した収入がある場合に選択できる方法です。
債務整理の中でもデメリットが非常に少ない手続きとなります。
ただ、任意整理または自己破産を勧める弁護士がいるようなので、あなたの借金問題の解決方法として疑問を感じた場合には、セカンドオピニオンとして別の弁護士に相談してみることも1つです。
<自己破産とは>
自己破産は、全部の借金を帳消しにする手続きです。
何もかも失う手続きだと誤解されますが、総額99万円までの財産は守ることができます。
自己破産の手続きで財産というカウントがされるものは、1つ20万円以上の価値のあるものだけで全部を処分してしまう手続きではありません。
日常生活に必要な家電や家具、衣類などは、処分対象にはなりませんのでご安心ください。
<どんな弁護士に相談するといいのか?>
相談料は無料で行っている法律事務所が全国に多く、土日夜間にも対応している弁護士は多数います。
名古屋近郊の方は、アーク法律事務所へご連絡ください。
アーク法律事務所は、名古屋市中区丸の内3丁目17番地13号 いちご丸の内ビル6階にあります。
地下鉄「久屋大通駅」1番出口より北へ徒歩1分です。
ご相談には来所が必要です。
面談相談は、平日10時より行っています。
平日夜間・土日にも対応しています。
何度ご相談いただいても、セカンドオピニオンのご相談も、すべて無料でご相談いただけます。
あなたの状況を否定せず、親身に聴くというのが、アーク法律事務所のモットーです。
お近くの方は、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
<成功事例>
個人再生の成功事例|借金大幅ダウンで財産も守れる優れた手続き
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