イベントで使い過ぎたクレジットカードの請求が払えない時

1年のうちに大きなイベントが数ヶ月ごとにありますよね。

・お正月

・卒入学

・ゴールデンウイーク

・夏休み

・お盆

・シルバーウイーク

・クリスマスなど

 

さらに、個人的なことを言えば、誕生日や記念日なんかがあると思います。

 

日本人という習慣で、どれもやらなければいけないような気がしませんか?

 

独身の方や夫婦のみの世帯であれば、生活が厳しいから辞退しようと決断することもできるでしょう。

 

ですが、子育て世帯にとっては、

子供の友達の手前…

という理由で、金銭的に厳しいことを理由にできない部分もあると思います。

 

十分に余裕のある人にとっては、今からお話することは無関係です。

 

クレジットカード

キャッシング

どちらか又は両方使った心当たりのある方へ

 

弁護士 鬼頭
その請求は、1~2ヶ月遅れてやってきます。
リボ払いなどのツケがたまれば、予想外の請求額に膨れ上がることもありますよ。

 

 

・手持ちの現金で給料日まで暮らすのが厳しい人
・クレジットカードを使いすぎてしまった気がする人
・生活費の穴埋めにキャッシングしている人

いずれかに該当する方は、今一度ご自分の状況がどうなのかを一緒に考えましょう。

では、本題に入っていきます。

 

 

【おさらい】クレジットカードは後払い制の「借金」です!

 

クレジットカードは、魔法のカードではありません。

それぞれに限度額があって、契約に沿って支払いをしなくてはいけません。

 

<返済方法は二択>

一括返済
or
使用金額によって返済額が変動するリボ払い

クレジットカードで支払うことは、一般的になり「借金」という認識を持っていない方もいるようですが…

クレジットカード会社に立替てもらって、後から支払う「借金」です。

 

<リボ払いとは>
一定額の利用に応じて、毎月の返済が5,000円、10,000円と増えて行くものです。
でも、買った総額を一括で請求されないので、利用者にとって経済的負担が少なく済むのでお得に感じます。しかし、利息分の支払いが大きく占めるので、元金は思いのほか減りません。
一生懸命返していると思っても、一向に減っていかない場合は、返済額の大部分が「利息」です。また、金融会社は利息制限法を守っているため、過払い金が発生するケースは年々減っています。
それでも「利息」は借金完済を遠のかせる大きな負担となっているのが実情です。

 

 

大きなイベントは、思わぬ支出を生んでいる!

 

私たちは、一年中お金を使うように誘惑されています。

日本の国民性が多様化し、国際化が進んでも、イベントはイベントとして、楽しむ風潮も、伝統を重んじようとする風潮もあります。

 

例えば、クリスマスで盛大なパーティーを行ったばかりだからと、お正月を質素に過ごそう…とはしないのが日本人気質です。

 

お子さんのいるご家庭、親戚づきあいのある家柄となれば、お年玉にお年賀とお金を使う機会は増える一方です。

やはり、お餅がないと、おせちがないと…と、たくさんの人が買い物に押し寄せますし、それを狙ってスーパーに並ぶ品物の価格も高騰します。

 

やっと、春になったと思えば、春休みもあるし、卒業と入学のシーズンです。

お祝いにお金が必要だったり、進学・進級の用意にお金が必要だったりします。

 

やれやれと思っている間にゴールデンウイークがやってきます。

コロナの影響で旅行に行く人が減ったとはいえ、何かしなくてはと、大型連休にお金を使うことが増えます。

 

そして、夏休み、お盆、シルバーウイークと続いていきます。

最近では、ハロウィンのイベントも開催されて、出掛けることも増えたことでしょう。

仮装に気合が入ればそれなりの出費も増えますよね。

 

これらは年間行事で、家庭単位や個人間で見れば、誕生日やその他のお祝い事もあります。

冠婚葬祭なんかも大きな出費になりますね。

 

 

弁護士 鬼頭

心理的にNOとは言いにくい機会が年中あることがわかりましたね。
クレジットカードやキャッシングで、それを補い続けることには限界があることに気づいているでしょうか?

 

 

クレジットカードの請求が来るまでの期間の目安は…

 

あなたのお手持ちのカードにより異なります。

(一例)

毎月10日締め
翌月2日払い
イオンカード
毎月10日締め
翌月4日払い
セゾンカード
毎月15日締め
翌月10日払い
JCBカード、ダイナース、三井住友カード、MUFGカード、DCカード、UCSカード
毎月末締め
翌月27日払い
オリコ、ジャックスカード、セディナカード、楽天カード
毎月4日締め
翌月4日払い
エポスカード
毎月5日締め
当月27日払い
アプラス

 

このように各クレジットカードにより、締め日も引き落とし日も異なります。

複数枚所持している場合は、月頭、月中、月末と常に支払いに追われることになります。

 

その他、家賃や住宅ローン、公共料金、通信費、車のローンなどの引き落としも順次されていくので、支出計算をするのが怖いと思う方もいらっしゃると思います。

 

弁護士 鬼頭
24時が各締め日の時間であることが多いようです。
何よりも怖いのが、締め日と購入日の関係性を利用するあなたが把握しているかどうかです。

 

<イオンカードを例題に考えよう>

イオンカードの締め日は、毎月10日です。

この記事を書いている今日は、1月12日です。

ちょうど、新しい期間に入ったばかりですね。

 

1月12日に買い物した分の引き落としは、3月2日です。

2月10日に買い物した分の引き落としも、3月2日です。

 

この計算がきちんとできている場合はいいのですが…

 

3月2日の引き落とし日になって、1月11日~2月10日までの買い物の記憶を保てるかが問題になります。

 

一括払いにしている人は、いきなり高額請求が引き落とされることもあります。

リボ払いにしている人は、利用可能額が上限を迎えてしまうこともあります。

 

ちなみに、キャッシングの締め日と支払日は、末締めの翌月27日払いだったり、末締めの翌々月4日払いだったりします。

さらに考えていきましょう!

 

 

クレジットカード・キャッシングで一時しのぎしていると、ツケが回ってくる!

 

冒頭でも書いたように、日本という国の中で暮らしているだけで、年中行事も多く、親戚づきあいや友達の手前という見栄などで、身の丈に合わないお金の使い方をしてしまうこともあると思います。

 

また、親に頭を下げるよりも、金融会社の審査を通して、キャッシングする方が精神的に楽な面もあるでしょう。

 

世の中は「借金する」ということに対して、大きな罪悪感を抱くよりも、安易に利用できるという認識に変わった気がします。

 

だから、ここぞという時にお金の工面を助けてもらえるというメリットもあります。

 

弁護士 鬼頭
でも、そこに甘えていると、借金・多重債務問題に発展する原因になってしまいます。

 

1年に何度もやってくるイベントの波を補い続ければ、いつか破綻を迎えることになります。

 

しかも、次から次へとイベントはやって来ます。

 

前回のツケは返せたでしょうか?

今回のツケを回せるでしょうか?

 

 

不安を感じる方は、家計の見直しをすることをおすすめします。
もしも、見直した結果、借金を積み重ねていかないと、家計が回らないと判断できそうな時には、早い段階で「弁護士」にご相談ください。
世の中は、不況へと進む一方で、ボーナスも当てにならない時代です。
住宅ローンを維持したまま手続きを進めることができる制度もあります。
ちょっと危ないかも!と思ったら、相談だけでも受けてみてください。

 

 

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