「リボ払いは便利な支払い方法」と思っている方も多いかもしれませんが、実はその仕組みには落とし穴が潜んでいます。
特に「やばい」「怖い」と感じるきっかけになるのが、いつの間にか支払いが増え、完済が見えない借金地獄に陥るケースです。
本記事では、リボ払いの仕組みと具体的なリスクを分かりやすく解説し、借金地獄にハマることなくリボ払いの危険性を回避するための方法もご紹介します。また、リボ払いの支払いにお困りの方に、今すぐ弁護士に相談することの重要性もお伝えします。
リボ払いの基本仕組みと「やばい」と言われる理由
リボ払いは、カード利用者にとって便利な支払い方法として人気ですが、その仕組みを理解せずに利用すると、支払いが長期化し、金利負担も膨らむため「やばい」と言われる原因になります。
特にリボ払いの仕組みをよく知らずに使い続けている方にとって、毎月の支払いが一定であっても、その裏で支払総額がどんどん膨らむことが見えづらく、やがて借金地獄に陥るリスクが高まります。
まずはリボ払いの基礎を押さえ、その危険性を把握しましょう。
リボ払いとは何か?支払いの基本構造を理解しよう
リボ払いとは、毎月の支払額を一定にすることができる便利な支払い方法です。
カード利用額が増えても、毎月の返済額が固定されるため、支払いの負担を調整できると考える人も多いでしょう。
しかし、ここにリボ払い特有のリスクが潜んでいるのです。
リボ払いが「やばい」と言われる主な理由
リボ払いが「やばい」と言われるのは、次のような危険なポイントがあるためです。
支払総額が増えていることに気づきにくい
毎月の返済額が固定されていることで、利用額が増えても気づかず支払いが長期化し、総額がどんどん膨らむ傾向にあります。
高い金利で返済負担が増加
リボ払いの金利は通常、分割払いよりも高めに設定されています。そのため、完済までの負担額が大きくなりがちです。
完済までの期間を把握しづらい
利用残高が増えると支払い期間が伸びるため、完済までの見通しが立てにくくなります。
一定額毎に返済額が増える
リボ払いのスタートは、5,000円や1万円などの少額からスタートしますが、利用額が増えると、各カード会社の規定により、リボ払いの返済額が変動します。
例えば、20万円までは、毎月の返済額は1万円だけれど、20~50万円は、15,000円、50万円~100万円は3万円などの変動があります。
この変動した返済額は、次の一定額まで返済しないと、毎月の支出を変えることができないため、家計の負担は長期化することになります。
リボ払いの仕組み
リボ払いの仕組みを表にしました。
この表で、注目していただきたいのは、利用額と利息+手数料の合計と完済までの期間です。
※定額5,000円の元金を返済する場合
利用額 | 金利 | 毎月の返済額 | 利息+手数料の合計 | 完済まで |
10万円 | 15% | 5~6,000円 | 12,898円 | 2年弱 |
30万円 | 15% | 5~8,000円 | 113,682円 | 約5年 |
100万円 | 15% | 5~17,000円 | 1,253,947円 | 約17年 |
※定額1万円の元金を返済する場合
100万円 | 15% | 1~2万円 | 629,002円 | 約8年半 |
※定額3万円の元金を返済する場合
100万円 | 15% | 3~4万円 | 212,420円 | 約3年 |
リボ払いのデメリット:知らずに陥る借金地獄
リボ払いの最大のデメリットは、利用残高が増えることで完済までの期間が延びる一方、元金が減らないために支払総額がどんどん膨らむことです。
さらに、新しい買い物やキャッシングをリボ払いで利用し続けると、支払いが雪だるま式に増えてしまいます。
こうしたリボ払いの仕組みに気づかないまま支払いを続けると、結果的に長期の借金地獄へと陥ることになりかねません。
リボ払いのリスクを理解し、避けるべきポイントについて見ていきましょう。
元金が減りづらい仕組み
リボ払いでは、毎月の支払いが主に利息や手数料に充てられ、元金がなかなか減りません。
その結果、支払いが続くほど借金地獄に近づくことになります。
支払いが長引くと手数料が多額に
返済が長引くことで、手数料が加算され続け、結果的に支払総額が非常に高くなります。
新たな利用が支払残高を増加させる危険性
リボ払いで支払い中にも関わらず、新しいショッピングやキャッシングを繰り返すと、支払残高が増え続け、完済の目処が遠のきます。
元金が減らないため利用残高は戻りにくい
返済額には、利息や手数料の割合が多く含まれるため、元金が減りにくい仕組みになっているということは、言い換えると、利用可能な枠も増えていかないということです。
特に限度額ギリギリで運用している場合は、毎月3万円返済したとしても、利用可能額は3万円にはならず、15,000円程度の枠しか回復しないこともあるでしょう。
限度額まで来てしまうと、別のクレジットカードやキャッシングを利用するしかなくなり、あっという間に多重債務者へと変貌してしまうか、すべてのカードがパンクして、返済不能状態になるかのどちらかが待っているかもしれません。
リボ払いの心理的リスク:借金の認識が薄れやすい
リボ払いは、その支払い方法の特徴から「借金」という意識が薄れやすい傾向があります。
月々の支払いが一定のため、利用残高が増えていても気づきにくく、「返済が終わっている」という錯覚を引き起こしがちです。
また、知らないうちにリボ払いに設定されている場合もあるため、意識的に利用明細を確認し、支払い状況を把握することが重要です。
こうした心理的なリスクについても理解しておくことで、リボ払いの落とし穴にはまるのを防ぐことができます。
借金の意識が薄くなりやすい理由
リボ払いは「分割払い」とは異なり、借金という認識が薄れがちです。
実際には利用額が増えているにも関わらず、月々の負担が少ないことで心理的に「支払えている」と錯覚しやすい点が問題です。
いつの間にかリボ払い設定にされている可能性
一部のカード会社では、新規利用時やショッピング利用時に、知らないうちにリボ払い設定が適用されているケースがあります。
知らずに支払いの遅延や手数料の増加に繋がりやすくなるため、定期的に利用明細の確認をするようにしましょう。
リボ払いの支払いに困ったら弁護士に相談することが解決への第一歩
リボ払いが「やばい」「怖い」と感じても、すぐに支払いの解決方法を見つけることができない方も多いかもしれません。
しかし、リボ払いの返済に行き詰まった際には、一人で抱え込まず、法律の専門家である弁護士に相談することが大切です。
当事務所では、リボ払いでお困りの方に最適な債務整理の方法を提案し、無理なく返済計画を立てるサポートをいたします。
債務整理を活用することで、金利の減額や支払い期間の見直しを行い、リボ払いの負担から解放される道が開けるのです。
債務整理は未来への一歩:リボ払いを解消し、前向きな生活を取り戻そう
リボ払いの負担が重くなり、生活に支障をきたすことは決して珍しいことではありません。
債務整理は、そうした負担から解放されるための前向きな手段であり、未来に向けて新しい生活を築く第一歩です。
当事務所では、あなたに最適な債務整理の方法を見つけ、リボ払いからの負担を解消するお手伝いをいたします。
リボ払いにお困りの方、ぜひ当事務所にご相談ください。
債務整理で生活を立て直し、未来に向けての第一歩を
リボ払いの負担で毎月の生活が苦しくなると、気持ちも落ち込みがちです。しかし、債務整理はあなたが未来に向けて新しい生活を始めるきっかけとなります。
債務整理には任意整理、個人再生、自己破産など様々な方法があり、それぞれの状況に合わせた柔軟な解決策が用意されています。適切な支援を受けることで、借金地獄から抜け出し、明るい未来への一歩を踏み出すことができるのです。
債務整理に関しては、法律事務所でプロフェッショナルがしっかりとサポートし、あなたの生活に最適な解決策を提案いたします。リボ払いの支払いにお困りの方、ぜひご相談ください。
まとめ:リボ払いの危険性を知り、賢く利用する方法を考えよう
リボ払いは便利な支払い方法に見える一方で、しっかりと管理しなければ大きな借金地獄に陥る危険があります。支払総額や完済の目処が分かりづらいこと、心理的に「借金」という認識が薄れやすい点を理解し、適切な対策を講じることが大切です。リボ払いの怖さを理解し、賢く利用することで、将来の負担を減らし、安心して日々の生活を送りましょう。
また、支払いにお困りの際は、弁護士に相談することも検討してください。債務整理であなたの未来をサポートいたしますので、悩まずに一度お問い合わせいただければと思います。
当事務所、アーク法律事務所では、ご相談料は不要です。
何度でも無料で面談相談を受けることができます。
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場所は、名古屋市中区丸の内3丁目17番地13号 いちご丸の内ビル6階にあります。
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