毎日一生懸命働いているのに、
なぜか手元にお金が残らない…
気づけば借金に頼らないと生活が苦しい…
もしあなたが今、こんな悩みを抱えているとしたら、一人で抱え込んで、破裂してしまいそうなほど、心がいっぱいいっぱいになっているのではないかと心配です。
そんなあなたの苦しい状況を「今日で終わらせる」ための具体的な方法、弁護士として一緒に考えたいと思います。
- なぜお金が足りない状況に陥ってしまうのか
- 借金をしなくても生活ができるようになる方法
- 安心して生活できるようになるための具体的なステップ
この3つを中心軸に考えていきましょう。
なぜ?「働いてもお金が足りない」状況に陥る5つの原因
まず、なぜこのような状況に陥ってしまうのか、主な原因を見ていきましょう。
ご自身に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。
1.収入が支出に追いつかない
■低賃金・昇給の停滞
長時間働いても、それに見合う収入が得られていない。
■不安定な雇用形態
非正規雇用などで収入が安定せず、将来への不安も大きい。
■物価上昇の影響
食料品や光熱費など、生活必需品の値上がりが家計を圧迫。
近年、物価の上昇や生活費の増加が家計を直撃しています。
特に、光熱費や食費といった基本的な出費が増加しているため、以前と同じ収入でも生活を維持するのが難しくなっているのが現状です。
2024年の夏からは、お米が店頭に並ばず、倍額ほどの金額で販売されているような状況が続いており、家計への打撃はさらに追い打ちかけています。
光熱費においても、補助金が出される期間と、補助金のない期間があり、光熱費の単価が上がってしまった今、家計への負担はとても大きいです。
また、これだけの打撃を受けても、給料は同額です。支出だけが増える日々に疲弊する家計は後を絶ちません。
2.気づかないうちの「支出過多」
■固定費の見直し不足
家賃、スマートフォン料金、保険料など、毎月必ずかかる固定費が高い。
■小さな浪費の積み重ね
コンビニでの買い物、サブスクリプションサービスなど、一つひとつは少額でも積み重なると大きな負担に。
■「見えない借金」の罠
クレジットカードのリボ払いや分割払いが常態化し、利息の負担が雪だるま式に増えている。
さらに、借金の返済が毎月の生活費に重くのしかかると、ますます生活が苦しくなります。
クレジットカードを利用することで、食費を賄うこともありますよね。しかし、リボ払いは、月々の返済の負担が軽減されるとはいえ、全体的に見れば、高い金利や多重債務によって、借金が雪だるま式に増えることで、返済に追われ続ける悪循環が生まれます。
目に見える支払いの金額だけにとらわれず、全体的に把握することも大切です。
3.予期せぬ大きな支出
病気やケガによる医療費、冠婚葬祭、家電の故障など、突然の出費に対応できない。
ある程度の備えがあればいいのですが、前述までの理由により、経済的なゆとりがないことも考えられます。
予期せぬ出来事が起きた時、手持ちのお金では対応ができず、キャッシングに頼らざるをえなくて、さらに支出を増やしてしまう原因となっていることがあります。
4.借金の返済による圧迫
■過去の借入(住宅ローン、自動車ローン、カードローンなど)の返済額が大きく、日々の生活費を圧迫している。
■複数の借入先があり、返済管理が複雑になっている。
借金の返済があると、収入と支出のバランスが崩れがちです。
生活費にゆとりのある支払いであれば、問題はありませんが、支出が増えたことで、生活費を抑えざるを得ない状況に陥ると、生活がさらに厳しくなり、結果的に借金に頼る機会が増えるという悪循環に陥る可能性があります。
5.社会構造の変化
税金や社会保険料の負担が増え、手取り収入が減っている。
日本の税金や保険料の仕組みとして、働いた分の徴収額は増えます。
しかも、前年所得が対象なため、手取りが減っても支払額が増えることもあります。
もしも、市県民税などの税金の支払が難しい場合には、税務署等でご相談ください。
これらの原因が一つ、あるいは複数絡み合っていることで「お金が足りない」という状況が生まれてしまいます。
では、次に「今日からできること」を考えていきましょう。
今日からできる!お金の悩みから抜け出すための具体的ステップ
この苦しい状況から抜け出すために、今日から何をすべきなのでしょうか?
具体的なステップを一緒に考えていきましょう。
ステップ1:現状を「見える化」する
まず、自分が置かれている経済状況を冷静に見つめ直すことが大切です。
返済が追いつかない借金や、生活費が常に不足している場合、そのまま放置しておくとさらに悪化してしまいます。
そのためには、自分のお金の流れを正確に把握することが必要です。
家計簿をつける
アプリやノートなど、自分に合った方法で収入と支出を記録しましょう。
何にどれくらい使っているのかが明確になるため、改善すべきことが見つかりやすくなります。
支出を項目別に分析
食費、住居費、水道光熱費、通信費、娯楽費、借金返済など、項目別に支出を把握し、どこに無駄があるかを見つけます。
借金の状況を全てリストアップ
借入先、借入残高、金利、毎月の返済額を一覧にまとめましょう。
現状を正確に知ることが解決の第一歩です。
今ある収入を、どんな項目に使い過ぎているのか、足りていないのかが明確になれば、対処方法を考えやすくなります。
ステップ2:支出を徹底的に見直す
家計の収支を整理し、どこにお金が流れているのかを確認してみましょう。
無駄な支出が発見されることもありますが、意外にも借金が負担となっているというケースもあります。
現状を把握したら、次は支出の削減ができないかを具体的に考えていきます。
固定費の削減
・住居費
より家賃の安い物件への引越し、または、住宅ローンの借り換えができないかを検討してみましょう。
・通信費
格安SIMへの乗り換え、不要なオプションの解約。
キャリア契約の内容を見直してみると、余分なオプションに加入していることもあるので、チェックしてみましょう。
・保険料
保険内容の見直し、必要な保障に絞る。
民間保険は、保障が手厚いものの保険料が高額になりがちです。
・サブスクリプション
利用頻度の低いサービスが見直して、利用頻度が低いサービスがあれば解約しましょう。
変動費の節約
・食費
自炊を基本とし、外食や間食を減らし、まとめ買いや特売品を活用するようにしましょう。
物価が上がった分、外食の費用も上がったため、より自炊の方が安く抑えられます。
・娯楽費
無料または低コストで楽しめる趣味を見つける。
予算を決めて使うようにルールを決めていきましょう。
・水道光熱費
節電・節水を心がける。
家計の見直しは、1つ1つが小さな金額でも、見直し額を考えれば、結構な支出を節約できる可能性があります。
ステップ3:収入を増やす努力をする
支出の見直しと同時に、収入を増やすことも考えてみましょう。
・現在の職場で収入アップを目指す
資格取得やスキルアップで昇給・昇進を目指す。上司に交渉してみる。
・副業を始める
空いた時間やスキルを活かせる副業を探す。
※ただし、体調を崩さない範囲で。
・転職を検討する
より条件の良い職場へ移ることも一つの選択肢です。
ステップ4:公的な支援制度を積極的に活用する
日本には、経済的に困窮している人を支えるための様々な公的支援制度があります。
利用できるものがないか調べてみましょう。
■住居確保給付金
離職などにより住居を失うおそれのある場合に、家賃相当額が支給される制度。
→名古屋市の場合はこちら
■生活福祉資金貸付制度
低所得者世帯、障害者世帯、高齢者世帯に対し、資金の貸付けと必要な相談支援を行う制度。
→名古屋市の場合はこちら
■失業保険(雇用保険の基本手当)
失業した場合に、再就職までの生活を支える給付。
→厚生省のPDFはこちら
■地方自治体の相談窓口
お住まいの市区町村役場には、生活困窮者向けの相談窓口があります。
→名古屋市の場合はこちら
借金問題が深刻な場合は、専門家への相談が解決の糸口に
支出を見直しても、収入を増やそうとしても、借金の返済が重くてどうにもならない…
複数の借入があって、どこから手をつけていいか分からない…
もしこのような状況であれば、一人で抱え込まずに法律の専門家(弁護士など)に相談することを強くおすすめします。
借金問題を解決するための法的な手続きである「債務整理」という方法があります。
債務整理ってどんな方法があるの?
債務整理には、大きく分けて3つの方法があります。
任意整理
将来利息をカットすることで、毎月の返済額を無理のない範囲に抑える方法です。
個人再生
裁判所に申し立て、借金を大幅に減額してもらう方法です。住宅ローンを除いた借金総額を1/5~1/10へと大幅に圧縮できます。住宅ローンを残したまま、借金を減額できる場合があります。
自己破産
裁判所に申し立て、借金そのものを帳消しにする方法です。生活に必要な家財道具や最低限の財産は残すことができます。
どの方法があなたに合っているかは、借金の額や収入、財産状況によって異なります。
無料相談で納得いくまで相談をして、最適な方法を選びましょう。
債務整理のメリット・デメリット
債務整理には、以下のようなデメリットもあります。
債務整理のメリット
■借金返済の負担を軽減できる
■精神的な負担を軽減できる
■督促が止まる
債務整理のデメリット
■ブラックリストに登録される:一定期間、クレジットカードやローンが利用できなくなります。
■財産を処分しなければならない場合がある
■手続きに費用と時間がかかる
次に、各手続きのメリットとデメリットをご紹介します。
任意整理
弁護士や司法書士が債権者と交渉し、将来の利息をカットしたり、返済期間を延長したりすることで、毎月の返済額を減らす手続きです。
裁判所を通さないため、比較的短期間で手続きが完了するのが特徴です。
メリット
借金の額が比較的多くない方に向いてます。
■債権者を選べる
同一の保証会社の場合は、両方手続きが必要になるケースもあります。
例)バンクイックとアコムなど
■弁護士や司法書士に依頼するだけで、手続きが完了する
■短期間(約3ヶ月ほど)で、手続きが完了する
デメリット
■高額な借金だと生活が楽にならない
■できることは「利息のカット」のみ
■債権者によっては、頭金・利息・期間の短縮などの条件が付けられてしまう
■債権者によっては、任意整理に応じてもらえない
個人再生
裁判所を通して、借金を大幅に減額し、原則3年間で返済していく手続きです。
住宅ローンがある場合は、住宅を手放さずに済む可能性があります。
メリット
借金総額は、住宅ローンを除いて、300万円以上ある方に向いています。
■住宅ローンを維持できる可能性がある
■自己破産と違って、財産を実際に処分しない
■住宅ローンを除いた借金総額を1/5~1/10へと圧縮できる
■自己破産のように資格制限がない
デメリット
■裁判所に申立てが必要で、時間がかかる(7~8ヶ月)
■財産がたくさんあると減額率に影響する
■安定した職に就いていないと手続きができない(専業主婦(主夫)、無職は不可)
■税金・年金・保険料・養育費・損害賠償金は対象外
自己破産
裁判所を通して、借金をゼロにする手続きです。
借金の返済能力がないと認められれば、借金の支払義務が免除されます。
メリット
■借金を帳消しにできる
■生活再建が可能
■最大99万円までの財産を残せる
■無職でも手続きが可能
デメリット
■プラスの財産を処分される可能性がある
■保険外交員、警備員、士業などに就いていると手続きができない
■税金・年金・保険料・養育費・損害賠償金は対象外
どの手続きが適切かは、あなたの状況によって異なります。
アーク法律事務所では、あなたが納得いくまで何度でも無料相談を受けていただくことができます。
債務整理で取り戻せる「安心」とは?
債務整理を行うと、借金の支払いが軽減されるだけでなく、精神的な負担も大幅に減少します。
毎月の返済に追われる心配が少なくなり、将来に対して前向きな気持ちを取り戻せることが『安心』につながります。このセクションでは、債務整理を通じて得られる安心感と、それがどのように生活全体にプラスの影響を与えるかについて紹介します。
精神的なプレッシャーから解放される
借金の問題は、常に頭の中に重くのしかかります。
返済が滞ると、債権者からの催促や電話が頻繁に来ることもあり、精神的な負担が大きくなります。
債務整理を行うことで、こうしたプレッシャーから解放され、心の余裕を取り戻せます。
毎月の返済がなくなり、生活の安定を取り戻す
債務整理により、返済負担が軽減されるか、あるいはゼロになることで、毎月の支出が減り、生活に必要な出費に充てられるお金が増えます。
その結果、家計の安定を取り戻すことが可能です。
未来に向けて新たな一歩を踏み出せる
債務整理を通じて借金を整理することで、安心感が生まれ、将来に向けた計画を立てやすくなります。
新たなスタートを切り、家族や自分自身の生活をより良いものにするための一歩を踏み出しましょう。
まとめ|「今日で終わらせる」ために、無料相談へ行こう
「働いても働いてもお金が足りない」という状況は、決して珍しいことではありません。
しかし、その状況を放置していては、ますます苦しくなるばかりです。
この記事で紹介したステップを参考に、まずは家計の見える化から始めてみてください。
そして、もし借金問題で首が回らない状況であれば、迷わず弁護士に相談してください。
あなたの勇気ある一歩が、苦しい「借金しないと生活できない」毎日を終わらせ、明るい未来への扉を開くはずです。
弁護士はあなたの味方です。
借金の状況やあなたの希望を丁寧に聞き取り、最適な解決方法を一緒に考えることが仕事です。
当事務所でも、借金問題に関する相談を随時受け付けています。
「まずは、話を聞いてみたい」という方も、お気軽にご連絡ください。
一緒に一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう!
アーク法律事務所のサポート
アーク法律事務所は、借金問題に悩むあなたを、心からサポートしたいと考えています。
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弁護士費用は、事前に明確にご説明いたします。
任意整理:1社につき18,000円(税込)
個人再生:積立金×手続き期間(最低積立額は4万円から)
自己破産:24万円(税込)
すべて、着手金や報酬金、実費、手数料込の費用設定で、追加料金などはかかりません。
分割払いも可能ですので、お気軽にご相談ください。
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