「借金が膨らんで、もうどうしたらいいか分からない…」
もしかして、今、そんな気持ちでいっぱいですか?
誰にでも起こりうることだから、一人で抱え込まずに、まずは深呼吸して、ここから一緒に考えていきましょう。
借金問題を解決する第一歩として、専門家への相談が思い浮かびますよね。
「無料相談」って、確かに魅力的だけど、ちょっと待って!
安易な無料相談には、思わぬ落とし穴が潜んでいることもあるんです。
特に、直接会って話せない相談や、債務整理に詳しくない専門家への依頼は、かえって状況を悪化させてしまう危険性も。
「え?そうなの?」
「どうしたらいいか分からない…」
そんなあなたの不安を解消するために、この記事では、債務整理のメリット・デメリット、そして信頼できる専門家の選び方について、弁護士の私が優しく解説しますね。
なぜ直接会って借金相談することが大切なの?
「電話やメールで相談できるなら、わざわざ事務所に行かなくてもいいのでは?」
そう思うかもしれませんね。
でも、実は、直接会って話すことには、とっても大きな意味があるんです。
例えば、
あなたの状況を深く理解できる
借金問題は、人それぞれ状況が違います。家族構成、収入、借金の額、原因…。直接会って話すことで、あなたの状況を細かく把握し、本当に必要なアドバイスをすることができます。
気持ちに寄り添える
借金問題は、誰かに話すだけでも気持ちが楽になることがあります。直接会って話すことで、あなたの不安や悩みに寄り添い、精神的なサポートもできます。
専門家の経験や人柄がわかる
事務所の雰囲気や、担当する弁護士・司法書士の人柄も、直接会ってこそわかるものです。「この人なら信頼できる」と思える専門家を見つけることが、問題解決への第一歩となります。
ネットを中心とした借金無料相談のデメリット
最近よく見かけるネット広告の「無料相談」。手軽に相談できるのは魅力ですが、以下のようなデメリットもあります。
- 事務所の雰囲気がわからない
- 担当者の顔が見えない
- 事務員が対応することが多い
- 相談内容が外部に漏れるリスク
- 費用体系が不明確な場合がある
- 悪質な業者に誘導される可能性も
特に注意したいのは、相談内容が外部に漏れてしまうリスクです。
例えば、ずさんな管理体制やセキュリティ対策が万全でなかった場合が考えられます。
ずさんな管理体制とは
相談内容やこじんじょうほうを適切に管理する体制が整っていない場合、情報漏洩のリスクが高まります。
例えば、相談内容を記載した書類が外部に流出したり、データが適切に暗号化されていなかったりするケースが考えられます。
セキュリティ対策の不足
相談内容を保管するサーバーやシステムに十分なセキュリティ対策が施されていない場合、ハッカーによる不正アクセスやウイルス感染などによって、情報が漏洩する可能性があります。
個人情報や借金に関する情報は、絶対に他人に知られたくないものですよね。
直接会って相談することで、このようなリスクを減らすことができます。
弁護士には面談相談を受ける義務がある!
弁護士には、日本弁護士連合会の規定により、面談相談をしてから受任をする義務があります。
これは、依頼者の利益を守るために、非常に重要な規定です。
なぜなら、直接会って話すことで、依頼者の状況を深く理解し、適切なアドバイスをすることができるからです。
面談をせずに、安易に受任する弁護士は、依頼者のことを本当に考えているとは言えません。
日弁連HPはこちら
【重要】面談相談を実施しない場合のデメリットについて
2024.5.16 朝日新聞デジタルで「借金減らす債務整理で弁護士が「義務違反」 消費者金融が連名で批判」という記事が取り上げられました。
【概要】
債務整理の依頼者と直接面談相談せずに処理し、依頼者に不利益が生じたというものです。
消費者金融大手の
・アコム
・アイフル
・ SMBCコンシューマーファイナンス
・新生フィナンシャル
は、日本弁護士連合会の会長宛に意見書を出しました。
【意見書の概要】
大手の事務所が依頼者と直接面談相談や説明をしてないとみられる例が多数散見されると批判したものです。
あなたは、このニュースから何を思うでしょうか。
僕は、同じ弁護士として悲しい気持ちになります。
借金の返済に追われ、心身が休まらず、やっとの思いで債務整理の相談をしてみようと決断して、来所されるご相談者様ばかりです。
債務整理の決断をするだけでも、随分と勇気が必要だったはずです。
そのご相談者様に不利益が被るようなことを弁護士がするなんて本当に情けない話です。
これまで、電話やメール相談を実施する規律違反の法律事務所があるおかげで、「ご相談は直接弁護士へ」というお願いを不快に思われることもありました。それでも、アーク法律事務所は、日弁連の規定を守り、どんなにお困りのご様子だったとしても、来所できない方からのご相談もお断りしてきました。
債務整理は、費用も発生する大切な契約であり、今後を左右する重要な内容です。
大切な話をする時は、人と人です。
目と目を見て、相違のないようにお互い納得と信頼の持てる状態で行うことは、日弁連で規定されていなかったとしても必要なことなのではないかと思います。
当事務所(アーク法律事務所)の考え
当事務所では、日本弁護士連合会の規定を遵守し、必ず面談相談を行っています。
「それなら、電話やメールでも相談に乗ってよ!」
そう思う方もいるかもしれません。
もちろん、電話やメールでの相談も可能ですが、お答えできる範囲には限りがあります。
なぜなら、軽はずみなことを弁護士がメールや電話上で得た情報だけでは答えることができないからです。
相談者の状況をしっかりと把握し、責任あるアドバイスをするためには、直接会って話すことが不可欠だと考えています。
ご不便をおかけすることもあるかと思いますが、ご理解いただけると幸いです。
電話相談やメール相談のデメリット!見えない相談者の背景と聞き取りの大切さ
電話相談やメール相談では、相談者の表情を見ることはできません。
そして、借金の総額を聞くことはできても、細かな情報を得ることが難しくなります。
まだ、電話だったら、直接会話をしているので聞き取ることは可能かもしれませんが、あなたの表情が見えないために、弁護士が一方的に話してしまったり、言いたかったことが言えない、納得できていないなどの配慮に欠ける原因にもなります。
メールだったら、聞き取りたい内容を送り返してもらうまでの時間が膨大にかかることになります。
また、弁護士は、ご相談者様を救うためには、デリケートな質問をしなくてはいけなかったりします。
例えば、親の生存の有無や財産の状況を聞き取らなくてはいけません。
そういったことを電話やメールで安易にやり取りをすることは、デリカシーがないと受け取れることもあるでしょうし、何のために聞かれているのかも伝わりにくく、聞き取りミスも起こりやすくなります。
つまり、ご相談者様の一方的な意見だけを汲み取るわけにはいかないのです。
何より、電話やメールで「解決策はあります。大丈夫ですよ!」と言われるよりも、直接会って「大丈夫ですよ!解決策はあります。」と言われた方が、安心感も違うと思います。
特に、ヤミ金のような精神的に追い詰められているようなケースこそ、目の前で、ご相談者様の安心感に繋げる義務が弁護士にはあります。
また、弁護士に課されている義務として
依頼を受けるには「直接面談で受けること」と法律で決まっています。
依頼を受けるためには、依頼者と合わなければならず、責任の持てないような引き受け方をしてはいけないということです。
これらをまとめると…
あなたは、高い依頼費用を支払って、顔も見えない弁護士に、手続きを行ってもらうことができますか?
ということも言えます。
今回起きた、大手法律事務所のニュースで取り上げられていた問題は、債務整理の概要をご依頼者様が理解していないという不利益が生じています。
- 自分の今後はどうなっていくのか
- 弁護士費用がいくらなのか
- 借金はどのようになるのか
- 弁護士費用はどう支払うのか
- 弁済費用はいくらになるのか…
あなたが、依頼をするとなったら知らなくてはならないことがたくさんあります。
債務整理ってどんな方法があるの?
債務整理には、大きく分けて3つの方法があります。
任意整理
将来利息をカットすることで、毎月の返済額を無理のない範囲に抑える方法です。
個人再生
裁判所に申し立て、借金を大幅に減額してもらう方法です。住宅ローンを除いた借金総額を1/5~1/10へと大幅に圧縮できます。住宅ローンを残したまま、借金を減額できる場合があります。
自己破産
裁判所に申し立て、借金そのものを帳消しにする方法です。生活に必要な家財道具や最低限の財産は残すことができます。
どの方法があなたに合っているかは、借金の額や収入、財産状況によって異なります。専門家と相談して、最適な方法を選びましょう。
債務整理のメリット・デメリット
「借金がなくなるなら、早く債務整理したい!」
そう思うかもしれませんね。
でも、債務整理には、以下のようなデメリットもあります。
債務整理のメリット
■借金返済の負担を軽減できる
■精神的な負担を軽減できる
■督促が止まる
債務整理のデメリット
■ブラックリストに登録される:一定期間、クレジットカードやローンが利用できなくなります。
■財産を処分しなければならない場合がある
■手続きに費用と時間がかかる
次に、各手続きのメリットとデメリットをご紹介します。
任意整理
弁護士や司法書士が債権者と交渉し、将来の利息をカットしたり、返済期間を延長したりすることで、毎月の返済額を減らす手続きです。
裁判所を通さないため、比較的短期間で手続きが完了するのが特徴です。
メリット
借金の額が比較的多くない方に向いてます。
■債権者を選べる
同一の保証会社の場合は、両方手続きが必要になるケースもあります。
例)バンクイックとアコムなど
■弁護士や司法書士に依頼するだけで、手続きが完了する
■短期間(約3ヶ月ほど)で、手続きが完了する
デメリット
■高額な借金だと生活が楽にならない
■できることは「利息のカット」のみ
■債権者によっては、頭金・利息・期間の短縮などの条件が付けられてしまう
■債権者によっては、任意整理に応じてもらえない
個人再生
裁判所を通して、借金を大幅に減額し、原則3年間で返済していく手続きです。
住宅ローンがある場合は、住宅を手放さずに済む可能性があります。
メリット
借金総額は、住宅ローンを除いて、300万円以上ある方に向いています。
■住宅ローンを維持できる可能性がある
■自己破産と違って、財産を実際に処分しない
■住宅ローンを除いた借金総額を1/5~1/10へと圧縮できる
■自己破産のように資格制限がない
デメリット
■裁判所に申立てが必要で、時間がかかる(7~8ヶ月)
■財産がたくさんあると減額率に影響する
■安定した職に就いていないと手続きができない(専業主婦(主夫)、無職は不可)
■税金・年金・保険料・養育費・損害賠償金は対象外
自己破産
裁判所を通して、借金をゼロにする手続きです。
借金の返済能力がないと認められれば、借金の支払義務が免除されます。
メリット
■借金を帳消しにできる
■生活再建が可能
■最大99万円までの財産を残せる
■無職でも手続きが可能
デメリット
■プラスの財産を処分される可能性がある
■保険外交員、警備員、士業などに就いていると手続きができない
■税金・年金・保険料・養育費・損害賠償金は対象外
どの手続きが適切かは、あなたの状況によって異なります。
アーク法律事務所では、あなたの状況を詳しくお伺いし、最適な解決策をご提案させていただきます。
弁護士・司法書士選びのポイント
債務整理は、専門知識と経験が豊富な弁護士・司法書士に依頼することが大切です。以下のポイントを参考に、信頼できる専門家を選びましょう。
- 直接面談をしてくれるか
- 債務整理の経験や実績が豊富か
- 費用体系が明確か
- 親身になって相談に乗ってくれるか
- 事務所の雰囲気はどうか
複数の専門家へ相談し、比較検討することも大切です。
弁護士と司法書士、どちらに相談すればいいの?
借金問題の相談は、弁護士と司法書士のどちらでも受け付けていますが、それぞれに得意分野や扱える案件に違いがあります。
司法書士は、140万円以下の借金問題や、簡易な手続きを扱うことが得意です。
しかし、個人再生や自己破産のように裁判所を介する手続きを行う場合は、弁護士に依頼した方がいいかもしれません。
司法書士に依頼した場合、司法書士は代理人として裁判所への手続きを行うことができません。
そのため、裁判所への手続きはご自身で行わなければなりません。
また、司法書士に依頼した場合でも、裁判所にかかる予納金が発生します。
この予納金は、弁護士に依頼した場合よりも高額になる可能性があり、司法書士の依頼費用が安くても、予納金を含めた総費用は弁護士に依頼した方が安くなるケースもあります。
ご自身で手続きを行うことに不安がある方や、手続きをスムーズに進めたい方は、代理人として手続きを代行できる弁護士に依頼することをお勧めします。
アーク法律事務所では、弁護士が直接対応し、あらゆる債務整理手続きをサポートいたしますので、安心してご相談ください。
最後に 「借金問題、もう一人で悩まないで!」
借金問題は、誰にとっても大きな悩みですが、解決できない問題ではありません。
弁護士や司法書士といった専門家は、あなたの状況をしっかりとヒアリングし、適切な解決策を提案してくれます。
もし、あなたが借金問題で悩んでいるなら、まずは専門家に相談する検討してみてください。
相談することで、きっと気持ちも楽になるはずです。
当事務所でも、借金問題に関する相談を随時受け付けています。
「まずは、話を聞いてみたい」という方も、お気軽にご連絡ください。
一緒に一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう!
アーク法律事務所のサポート
アーク法律事務所は、借金問題に悩むあなたを、心からサポートしたいと考えています。
無料相談
どんなご相談でも、何度でも無料です。借金問題はもちろん、それ以外のことでも、お気軽にご相談ください。
親身な対応
経験豊富な弁護士が、あなたの状況やお気持ちに寄り添い、親身になって対応いたします。
柔軟な相談時間
平日夜間や土日祝日でも、ご相談いただけます。
明瞭な費用
弁護士費用は、事前に明確にご説明いたします。
任意整理:1社につき18,000円(税込)
個人再生:積立金×手続き期間(最低積立額は4万円から)
自己破産:24万円(税込)
すべて、着手金や報酬金、実費、手数料込の費用設定で、追加料金などはかかりません。
分割払いも可能ですので、お気軽にご相談ください。
法テラスの利用も可能です。
専属事務員によるサポート
弁護士だけでなく、専属の事務員が手続きをサポートいたしますので、安心して手続きを進めることができます。
プライバシー厳守
ご相談内容はもちろん、個人情報についても厳重に管理いたします。
即日対応
ご依頼いただいた場合は、すぐに受任通知を発送いたしますので、借金の督促や取立てをすぐに止めることができます。
【当事務所の無料相談の流れ】
当事務所、アーク法律事務所では、日弁連の規定を守り、面談相談のみの取り扱いとさせていただいております。
場所は、名古屋市中区丸の内3丁目17番地13号 いちご丸の内ビル6階にあります。
地下鉄「久屋大通駅」1番出口より北へ徒歩1分です。
面談時間は、平日10時より行っています。
平日夜間・土日のご相談も可能ですので、ご希望の日時をお知らせください。
ご相談料は不要です。
何度でもご相談いただいても、セカンドオピニオンのご相談でも無料です。
納得できる答えが見つかるまで、何度でもご利用ください。
一緒に明るい未来を見つけましょう。
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