「好きなキャラを手に入れたい!」
「もっとゲームを有利に進めたい!」
そんな気持ちでついつい課金しすぎて、気づいたら大変なことに…なんて経験、あなたにはありませんか?
こんにちは!名古屋のアーク法律事務所の弁護士、鬼頭です。
最近、ゲームアプリの課金が原因で借金をしてしまう人が増えています。
「まさか自分が…」と思っているあなたも、決して他人事ではありません。
この記事では、ゲーム課金の恐ろしさと、もし借金をしてしまった場合の解決策を、弁護士の私が優しく解説します。
人気ゲーム「原神」のガチャを例に考えてみよう
ソシャゲ課金、特にガチャって、本当に怖いですよね。
例えば、大人気ゲーム「原神」のガチャ。
なんと、最高レアリティの排出率は1%を切っているという情報を目にしました。
確率が良いと言われているゲームアプリでも、数%程度。
どのゲームアプリにも天井(一定額以上課金すれば必ず目当てのキャラやアイテムが手に入る仕組み)はありますが、それでも1キャラ、1武器を手に入れるために20,000円ほどの課金が必要になることも…。
しかも、天井があっても欲しいキャラが出るとは限らず、再度課金が必要になることもあります。
…これって、安いと思いますか?高いと思いますか?
感じ方は人それぞれだと思います。
でも、ゲームアプリに夢中になっている時は、好きなキャラを手に入れたい欲、強くしたい欲、人より充実していたい欲など、いろんな欲でいっぱいになっちゃうんです。
そうなると、気づけば課金のボタンを連打していて、何万、何十万という金額になっていることも…。
冷静になった時、その金額を見て、あなたはゾッとするかもしれません。
ちょっと待って!その課金、本当に払えますか?
ゲームに夢中になって使ってしまった課金のお金、あなたはちゃんと払うことができますか?
「まさか自分が借金なんて…」
そう思いたい気持ちは、すごく良くわかります。
でも、もしあなたが今、課金で苦しんでいるなら、一度立ち止まって、私と一緒に考えてみませんか?
アプリ課金で納得いかない!返金請求はできる?
「ガチャでレアキャラが出なかった」「告知されていた内容と違う」など、アプリ課金で納得がいかないこと、ありますよね。
そんな時、「返金して!」と声を上げたくなる気持ち、すごく良くわかります。
でも、返金請求が認められるかどうかは、なかなか難しいのが現状です。
排出率や宣伝内容に誇大広告がなかったか、告知に間違いがないか、などが争点になります。
まずは、国民生活センター(消費生活センター)に相談してみましょう。
明らかな詐欺であれば、訴訟という手段もありますが、費用や手間を考えると、現実的な解決策とは言えない場合が多いです。
まずは、このような場合は、へ問い合わせをしてみましょう。
未成年の子供が親に内緒で課金…取消しはできる?
子供が親に内緒で高額課金をしてしまった!そんなトラブルも増えています。
ファミリーグループでの課金は特に注意が必要です。親のクレジットカード情報が登録されていると、子供が簡単に課金できてしまうんです。
もしお子さんが勝手に課金してしまったら、まずはプラットフォームの事業者に問い合わせてみましょう。
ただし、アカウントが誰のものか、子供が課金したことの証明は難しい場合も多く、取消が認められないケースもあります。
こういった場合は、インターネットに詳しい弁護士に相談するのも一つの方法です。
私たちアーク法律事務所は、債務整理に力を入れています。もしお子さんの課金の取消が認められず、支払いに困ってしまった場合は、ぜひご相談ください。
弁護士にはそれぞれ得意分野があります。あなたの悩みに合った弁護士を探してみてください。
もちろん、弁護士に依頼すると費用はかかります。弁護士に依頼せずに、国民生活センターの情報を参考に個人で解決を目指す方法もあります。
<弁護士を使わず個人で動く方法>
子供の課金トラブルについても、国民生活センターで解説が載っていますので、参考にしてください。
廃課金者が陥りやすい状況
課金にのめり込んでしまうと、クレジットカードの限度額を超え、キャッシングに手を出す人もいます。
クレジットカードやキャッシングを使えば、さらに課金はエスカレートし、借金は膨らむ一方です。
生活に支障が出ても、なかなか課金を止められず、限界まで追い込まれてしまう人もいます。
もしあなたが「そろそろ危ないかも…」と感じているなら、今すぐ弁護士に相談してください。
借金が膨らみすぎると、弁護士費用すら工面できなくなってしまいます。
無職や低収入でも大丈夫です。早めの相談が、解決への第一歩です。法テラスの利用も検討できます。
ネットゲーム・アプリの課金でできた借金を債務整理するには?
返金請求や取消が認められなかったお金は、支払うしかありません。
もし支払いが難しい場合は、債務整理を検討しましょう。
「なぜこんなに課金してしまったんだ…」と後悔している暇はありません。
返済期日に間に合わなければ、カード会社からの督促が始まり、放置すると裁判所からの通知が届く可能性もあります。
裁判所から通知が来れば、給料や口座の差押えまでカウントダウンされていると思ってください。
私たちアーク法律事務所は、あなたの状況に合わせて、最適な解決策をご提案します。
一人で悩まず、まずは私たちにご相談ください。
債務整理って何?
「債務整理」という言葉、聞いたことはありますか?
債務整理とは、借金を減額したり、支払いを免除してもらったりする手続きのことです。
債務整理には、大きく分けて3つの方法があります。
任意整理
将来利息をカットすることで、毎月の返済額を無理のない範囲に抑える方法です。
個人再生
裁判所に申し立て、借金を大幅に減額してもらう方法です。住宅ローンを除いた借金総額を1/5~1/10へと大幅に圧縮できます。住宅ローンを残したまま、借金を減額できる場合があります。
自己破産
裁判所に申し立て、借金そのものを帳消しにする方法です。生活に必要な家財道具や最低限の財産は残すことができます。
債務整理には、借金が減ったり、支払いが楽になったりするメリットがありますが、信用情報に影響が出るなどのデメリットもあります。
しかし、借金で苦しんでいる状態を放置するよりも、債務整理で解決した方が、結果的に早く立ち直れることが多いです。
債務整理を行うことで、以下のメリットとデメリットがあります。
債務整理のメリット・デメリット
債務整理のメリット
■借金返済の負担を軽減できる
■精神的な負担を軽減できる
■督促が止まる
債務整理のデメリット
■ブラックリストに登録される:一定期間、クレジットカードやローンが利用できなくなります。
■財産を処分しなければならない場合がある
■手続きに費用と時間がかかる
次に、各手続きのメリットとデメリットをご紹介します。
任意整理
弁護士や司法書士が債権者と交渉し、将来の利息をカットしたり、返済期間を延長したりすることで、毎月の返済額を減らす手続きです。
裁判所を通さないため、比較的短期間で手続きが完了するのが特徴です。
メリット
借金の額が比較的多くない方に向いてます。
■債権者を選べる
同一の保証会社の場合は、両方手続きが必要になるケースもあります。
例)バンクイックとアコムなど
■弁護士や司法書士に依頼するだけで、手続きが完了する
■短期間(約3ヶ月ほど)で、手続きが完了する
デメリット
■高額な借金だと生活が楽にならない
■できることは「利息のカット」のみ
■債権者によっては、頭金・利息・期間の短縮などの条件が付けられてしまう
■債権者によっては、任意整理に応じてもらえない
個人再生
裁判所を通して、借金を大幅に減額し、原則3年間で返済していく手続きです。
住宅ローンがある場合は、住宅を手放さずに済む可能性があります。
メリット
借金総額は、住宅ローンを除いて、300万円以上ある方に向いています。
■住宅ローンを維持できる可能性がある
■自己破産と違って、財産を実際に処分しない
■住宅ローンを除いた借金総額を1/5~1/10へと圧縮できる
■自己破産のように資格制限がない
デメリット
■裁判所に申立てが必要で、時間がかかる(7~8ヶ月)
■財産がたくさんあると減額率に影響する
■安定した職に就いていないと手続きができない(専業主婦(主夫)、無職は不可)
■税金・年金・保険料・養育費・損害賠償金は対象外
自己破産
裁判所を通して、借金をゼロにする手続きです。
借金の返済能力がないと認められれば、借金の支払義務が免除されます。
メリット
■借金を帳消しにできる
■生活再建が可能
■最大99万円までの財産を残せる
■無職でも手続きが可能
デメリット
■プラスの財産を処分される可能性がある
■保険外交員、警備員、士業などに就いていると手続きができない
■税金・年金・保険料・養育費・損害賠償金は対象外
どの手続きが適切かは、あなたの状況によって異なります。
アーク法律事務所では、あなたの状況を詳しくお伺いし、最適な解決策をご提案させていただきます。
債務整理の手続きの流れ
債務整理の手続きは、弁護士に相談することから始まります。
弁護士は、あなたの状況を詳しく聞き取り、最適な債務整理の方法を提案します。
その後、弁護士が手続きを進め、借金問題の解決を目指します。
債務整理に関する費用について
特に、ゲーム課金が原因での借金を自己破産する場合、管財事件として扱われることが多く、裁判所への予納金が必要になります。
予納金とは、裁判所で手続きをするために必要な費用です。
そのため、弁護士費用だけでなく、別途20~40万円の予納金を見込んで、総額費用を考える必要があります。
裁判所の費用は変動しないため、弁護士費用が安く、信頼できる弁護士に依頼することで、総額費用を抑えることができます。
債務整理に関する誤解
「債務整理をすると、すべての財産を失ってしまう」
「債務整理をすると、一生借金ができなくなる」など、債務整理には様々な誤解があります。
しかし、実際には、自己破産を選択したとしても、生活に必要な財産や最大99万円までの財産を残せる可能性もあります。
また、一定期間が過ぎれば、再び、クレジットカードを持つこと、ローン契約をすることはできます。
何もかも終わりにはなりません。
新しい人生に向かっての手続きが債務整理です。
【まとめ】弁護士に相談すれば、きっと解決策が見つかります
国民生活センターに相談することで解決できればいいのですが、単に借金としてしか残らない場合の選択肢は2つです。
2.支払えない場合には債務整理を検討する
あなたの生活の状況で判断してください。
債権者が提示する金額(分割を含む)ものが、捻出できない時には、別の貸金業者や銀行などから借入をすることを考えるのではなく、その問題となっている借金を債務整理して解決させることを考えてください。
払えないから、別の金融会社から借りることをしていると、気づくと多重債務者になってしまいます。
事態が深刻化する前に弁護士に相談してください。
ゲーム課金は、本当に怖いものです。
でも、一人で悩まずに、私たち弁護士を頼ってください。
私たちは、あなたの味方です。
一緒に、笑顔でゲームを楽しめる未来を取り戻しましょう!
当事務所でも、借金問題に関する相談を随時受け付けています。
「まずは、話を聞いてみたい」という方も、お気軽にご連絡ください。
一緒に一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう!
アーク法律事務所のサポート
アーク法律事務所は、借金問題に悩むあなたを、心からサポートしたいと考えています。
無料相談
どんなご相談でも、何度でも無料です。借金問題はもちろん、それ以外のことでも、お気軽にご相談ください。
親身な対応
経験豊富な弁護士が、あなたの状況やお気持ちに寄り添い、親身になって対応いたします。
柔軟な相談時間
平日夜間や土日祝日でも、ご相談いただけます。
明瞭な費用
弁護士費用は、事前に明確にご説明いたします。
任意整理:1社につき18,000円(税込)
個人再生:積立金×手続き期間(最低積立額は4万円から)
自己破産:24万円(税込)
すべて、着手金や報酬金、実費、手数料込の費用設定で、追加料金などはかかりません。
分割払いも可能ですので、お気軽にご相談ください。
法テラスの利用も可能です。
専属事務員によるサポート
弁護士だけでなく、専属の事務員が手続きをサポートいたしますので、安心して手続きを進めることができます。
プライバシー厳守
ご相談内容はもちろん、個人情報についても厳重に管理いたします。
即日対応
ご依頼いただいた場合は、すぐに受任通知を発送いたしますので、借金の督促や取立てをすぐに止めることができます。
【当事務所の無料相談の流れ】
当事務所、アーク法律事務所では、日弁連の規定を守り、面談相談のみの取り扱いとさせていただいております。
場所は、名古屋市中区丸の内3丁目17番地13号 いちご丸の内ビル6階にあります。
地下鉄「久屋大通駅」1番出口より北へ徒歩1分です。
面談時間は、平日10時より行っています。
平日夜間・土日のご相談も可能ですので、ご希望の日時をお知らせください。
ご相談料は不要です。
何度でもご相談いただいても、セカンドオピニオンのご相談でも無料です。
納得できる答えが見つかるまで、何度でもご利用ください。
一緒に明るい未来を見つけましょう。
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