借金で生活が破綻寸前？「債務整理をした方がいい人」に弁護士が伝えたいこと

毎月、給料日の数日後には財布が空っぽ…。

気づけば借金が雪だるま式に膨らみ、もうどうにもならない…。

そんな絶望的な状況に陥っていませんか？このまま借金を放置すれば、あなたの未来は想像を絶するほど暗いものになるかもしれません。

借金を放置すると、最終的には、給料や口座の差し押さえを受ける事態へと発展します。

そうなってしまえば、今ある生活はさらに困窮してしまうことになります。

僕は、名古屋にあるアーク法律事務所の弁護士、鬼頭です。

今日は、あなたと一緒にどうしていくべきかを考えていきたいと思います。

債務整理とは？

債務整理とは、借金の返済が困難になった場合に、法律に基づいて借金を減額、または免除する手続きのことです。

債務整理には、大きく分けて3つの方法があります。

任意整理
将来利息をカットすることで、毎月の返済額を無理のない範囲に抑える方法です。

個人再生
裁判所に申し立て、借金を大幅に減額してもらう方法です。住宅ローンを除いた借金総額を1/5～1/10へと大幅に圧縮できます。住宅ローンを残したまま、借金を減額できる場合があります。

自己破産
裁判所に申し立て、借金そのものを帳消しにする方法です。生活に必要な家財道具や最低限の財産は残すことができます。

どの方法があなたに合っているかは、借金の額や収入、財産状況によって異なります。専門家と相談して、最適な方法を選びましょう。

債務整理のメリット・デメリット

「借金がなくなるなら、早く債務整理したい！」

そう思うかもしれませんね。

でも、債務整理には、以下のようなデメリットもあります。

債務整理のメリット

■借金返済の負担を軽減できる

■精神的な負担を軽減できる

■督促が止まる

債務整理のデメリット

■ブラックリストに登録される：一定期間、クレジットカードやローンが利用できなくなります。

■財産を処分しなければならない場合がある

■手続きに費用と時間がかかる

次に、各手続きのメリットとデメリットをご紹介します。

任意整理

弁護士や司法書士が債権者と交渉し、将来の利息をカットしたり、返済期間を延長したりすることで、毎月の返済額を減らす手続きです。
裁判所を通さないため、比較的短期間で手続きが完了するのが特徴です。

メリット

借金の額が比較的多くない方に向いてます。

■債権者を選べる
同一の保証会社の場合は、両方手続きが必要になるケースもあります。
例）バンクイックとアコムなど

■弁護士や司法書士に依頼するだけで、手続きが完了する

■短期間（約3ヶ月ほど）で、手続きが完了する

デメリット

■高額な借金だと生活が楽にならない

■できることは「利息のカット」のみ

■債権者によっては、頭金・利息・期間の短縮などの条件が付けられてしまう

■債権者によっては、任意整理に応じてもらえない

個人再生

裁判所を通して、借金を大幅に減額し、原則3年間で返済していく手続きです。
住宅ローンがある場合は、住宅を手放さずに済む可能性があります。

メリット

借金総額は、住宅ローンを除いて、300万円以上ある方に向いています。

■住宅ローンを維持できる可能性がある

■自己破産と違って、財産を実際に処分しない

■住宅ローンを除いた借金総額を1/5～1/10へと圧縮できる

■自己破産のように資格制限がない

デメリット

■裁判所に申立てが必要で、時間がかかる（7～8ヶ月）

■財産がたくさんあると減額率に影響する

■安定した職に就いていないと手続きができない（専業主婦（主夫）、無職は不可）

■税金・年金・保険料・養育費・損害賠償金は対象外

自己破産

裁判所を通して、借金をゼロにする手続きです。
借金の返済能力がないと認められれば、借金の支払義務が免除されます。

メリット

■借金を帳消しにできる

■生活再建が可能

■最大99万円までの財産を残せる

■無職でも手続きが可能

デメリット

■プラスの財産を処分される可能性がある

■保険外交員、警備員、士業などに就いていると手続きができない

■税金・年金・保険料・養育費・損害賠償金は対象外

どの手続きが適切かは、あなたの状況によって異なります。
アーク法律事務所では、あなたの状況を詳しくお伺いし、最適な解決策をご提案させていただきます。

「債務整理をした方がいい人」とは？

以下に該当する場合、債務整理を検討し、弁護士相談を受けて欲しい人です。

1.収入と支出のバランスが崩れている人

□毎月の収入よりも支出が多く、借金で生活費を補填している状態

□給料日に返済しても、すぐに生活費が足りなくなる人

□ボーナスや残業代を借金返済に充てても、根本的な解決にならない人

2.複数の業者から借入をしている人

□借入件数が増え、返済日がバラバラになっている人

□返済額が把握できず、借金総額が増え続けている人

□返済のために、新たな借入を繰り返している人

3.借金の滞納が続いている人

□督促状や催促の電話に悩まされている人

□遅延損害金が増え、返済額が膨らんでいる人

□給料や財産の差し押さえを受ける可能性がある人

4.借金のために生活を犠牲にしている人

□食費や光熱費を削り、最低限の生活を送っている人

□趣味や娯楽を諦め、精神的に追い詰められている人

□家族や友人との関係が悪化している人

5.精神的に限界を感じている人

□借金のことで頭がいっぱいで、何も手につかない人

□睡眠不足や体調不良が続いている人

□将来への不安が大きく、絶望的な気持ちになっている人

6.ギャンブルや浪費など、借金の原因に心当たりがある人

借金の原因を根本的に解決しない限り、また同じことを繰り返してしまう可能性が高く、専門家のサポートを受け、生活を見直す必要があります。

ギャンブルや浪費に伴う借金のご相談も可能です。

まずは、生活を整えることを優先的に考えていきましょう。

これらの状況に当てはまる場合、借金問題は深刻化している可能性があります。

一人で悩まず、弁護士相談受けることをおすすめします。

債務整理を検討する上での注意点

□債務整理には、いくつかの方法があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。

□ご自身の状況に合った方法を選択するためにも、専門家である弁護士に相談することが重要です。

□債務整理をすることで、信用情報機関に事故情報が登録されるなどのデメリットもあります。

□借金問題を放置するリスクと比較すると、債務整理は有効な解決手段となり得ます。

弁護士と司法書士、どちらに相談すればいいの？

借金問題の相談は、弁護士と司法書士のどちらでも受け付けていますが、それぞれに得意分野や扱える案件に違いがあります。

司法書士は、140万円以下の借金問題や、簡易な手続きを扱うことが得意です。
しかし、個人再生や自己破産のように裁判所を介する手続きを行う場合は、弁護士に依頼した方がいいかもしれません。

司法書士に依頼した場合、司法書士は代理人として裁判所への手続きを行うことができません。
そのため、裁判所への手続きはご自身で行わなければなりません。

また、司法書士に依頼した場合でも、裁判所にかかる予納金が発生します。
この予納金は、弁護士に依頼した場合よりも高額になる可能性があり、司法書士の依頼費用が安くても、予納金を含めた総費用は弁護士に依頼した方が安くなるケースもあります。

ご自身で手続きを行うことに不安がある方や、手続きをスムーズに進めたい方は、代理人として手続きを代行できる弁護士に依頼することをお勧めします。

アーク法律事務所では、弁護士が直接対応し、あらゆる債務整理手続きをサポートいたしますので、安心してご相談ください。

債務整理をしないとどうなる？

借金問題を放置すると、以下のような深刻な事態に陥る可能性があります。

1.借金が雪だるま式に増え続ける

■利息や遅延損害金が加算され、借金総額が膨らんでいく

■返済が滞ることで、さらに新たな借入が必要になる悪循環

■将来的に、返済が不可能になる可能性が高い

2.精神的な負担が増大する

■常に借金のことが頭から離れず、精神的に追い詰められる

■不安やストレスから、睡眠不足や体調不良を引き起こす

■最悪の場合、うつ病などの精神疾患を発症する

3.生活が制限される

■返済に追われ、趣味や娯楽、交際費などを我慢せざるを得ない

■食費や光熱費を削り、最低限の生活を送るのが困難になる

■家族や友人との関係が悪化する

4.社会的信用を失う

■信用情報機関に事故情報が登録され、クレジットカードやローンが利用できなくなる

■賃貸契約や就職・転職にも影響が出る可能性がある

■ブラックリストに載ることにより、社会生活において、大きな不利益を被る

5.法的措置を受ける

■債権者から訴訟を起こされ、財産を差し押さえられる可能性がある

■給与や預金口座が差し押さえられ、生活基盤を失う

■強制執行により、住む場所を失う可能性もある

6.取り立てのリスク

■債権者からの督促や取り立てがエスカレートする

■職場や家族に連絡がいくなど、精神的に追い詰められる

■最悪の場合、法的手続きによる取り立てを受ける

これらのリスクを回避するためには、早めに債務整理を検討することが重要です。

弁護士に相談するメリット

弁護士に相談することで、以下のようなメリットが得られます。

1.最適な解決方法を提案してくれる

□専門的な知識と経験に基づき、個々の状況に合った解決策を提示

□債務整理の種類やメリット・デメリットを丁寧に説明

□最適な債務整理の方法をアドバイスしてくれる

2.債権者との交渉を代行してくれる

□債権者との交渉を全て任せられる

□精神的な負担を軽減し、交渉によるストレスから解放される

□専門的な知識と交渉力で、有利な条件を引き出してくれる

3.法的手続きを代行してくれる

□複雑な法的手続きを全て任せられる

□手続きに必要な書類作成や裁判所への対応も代行

□時間と手間を大幅に削減できる

4.精神的なサポートをしてくれる

□親身になって話を聞き、不安や悩みに寄り添ってくれる

□精神的な負担を軽減し、安心感を与えてくれる

□借金問題に関する不安や疑問に答えてくれる

5.取り立てをストップできる

□弁護士が介入することで、債権者からの取り立てがストップする

□精神的な安寧を取り戻し、生活を立て直すことができる

□平穏な生活を取り戻せる

弁護士に相談することで、借金問題の解決に向けた道が開けます。

一人で悩まず、まずは相談することをおすすめします。

まとめ：借金で生活が破綻寸前なら、今すぐ弁護士にご相談ください

「毎月、給料日の数日後には財布が空っぽ…。気づけば借金が雪だるま式に膨らみ、もうどうにもならない…。」

そんな絶望的な状況に陥っているなら、債務整理を検討してみましょう。

あなたが頑張って稼いだ1ヶ月分の給料を借金の支払いで終わってしまっていたら、働く意欲も失ってしまいます。

頑張って稼いだ給料をあなたのために使えるように生活再建を一緒に考えていきましょう。

アーク法律事務所のサポート

アーク法律事務所は、借金問題に悩むあなたを、心からサポートしたいと考えています。

無料相談
どんなご相談でも、何度でも無料です。借金問題はもちろん、それ以外のことでも、お気軽にご相談ください。

親身な対応
経験豊富な弁護士が、あなたの状況やお気持ちに寄り添い、親身になって対応いたします。

柔軟な相談時間
平日夜間や土日祝日でも、ご相談いただけます。

明瞭な費用
弁護士費用は、事前に明確にご説明いたします。

任意整理：1社につき18,000円（税込）
個人再生：積立金×手続き期間（最低積立額は4万円から）
自己破産：24万円（税込）

すべて、着手金や報酬金、実費、手数料込の費用設定で、追加料金などはかかりません。

分割払いも可能ですので、お気軽にご相談ください。
法テラスの利用も可能です。

専属事務員によるサポート
弁護士だけでなく、専属の事務員が手続きをサポートいたしますので、安心して手続きを進めることができます。

プライバシー厳守
ご相談内容はもちろん、個人情報についても厳重に管理いたします。

即日対応
ご依頼いただいた場合は、すぐに受任通知を発送いたしますので、借金の督促や取立てをすぐに止めることができます。

【当事務所の無料相談の流れ】

当事務所、アーク法律事務所では、日弁連の規定を守り、面談相談のみの取り扱いとさせていただいております。

場所は、名古屋市中区丸の内３丁目17番地13号　いちご丸の内ビル６階にあります。

地下鉄「久屋大通駅」１番出口より北へ徒歩１分です。

面談時間は、平日10時より行っています。

平日夜間・土日のご相談も可能ですので、ご希望の日時をお知らせください。

ご相談料は不要です。

何度でもご相談いただいても、セカンドオピニオンのご相談でも無料です。

納得できる答えが見つかるまで、何度でもご利用ください。

一緒に明るい未来を見つけましょう。

＜債務整理をお考えの方へ＞

＜債務整理の注意点＞