奨学金を借りて大学や専門学校に進学する人は多いです。
奨学金は、親が保証人になっているケースと、機関保証を利用しているケースの2つに分かれます。
奨学金の返済だけであれば、完済までの期間は長いですが、毎月の支払いは、400万円借りても2万円前後くらいです。
奨学金だけが支払えなくて、困ったと相談に来る人はいません。
その他の借金の相談がメインで、合わせて奨学金も。
というケースばかりです。
僕が相談を聞いていて、1番胸が痛くなるのは、親の経済状況を子供が背負っているという家庭がたくさんあることです。
怒られるから言えないにも理由があります。
親も経済的に困窮しているから頼ることはできない。
僕も人の子の親です。
僕が、弁護士を頑張り続けようと思えるのも、娘たちがいるからです。
でも、それと同じように、
借金の相談に来る方々も親を想い苦しんでいるということです。
【周りから浮きたくない】18歳から契約可能なクレジットカードで、買い物を重ねてしまう
18歳になると、クレジットカードの契約ができるようになります。
高校生以上になると、アルバイトをしている人も多いので、それで返済していけると考えます。
自分で、稼いだお金です。
計画性を持って、支払いに便利なクレジットカードを持つことは、何の問題もありません。
それに、家庭状況を考えると、自分でアルバイトをするまで、洋服や小物などを我慢していたりもするでしょう。
ただ、そういう反動が出ると、浪費に向かう可能性があって危険もあります。
これまで「お金がないから買えない」と言われて育ってきたものも、自分でアルバイトをするようになれば…
「お金があるから買える!」になるわけです。
友達の家はいいなぁ~と、指をくわえる必要もなくなるのです。
友達と、同じものも買えてしまう。
しかも、現金が足りなければ、クレジットカードを使えばいいのです。
大学を卒業すると開始する奨学金の支払いと、就職や経済状況のギャップ…
これまでは、大学や専門学校に通いながら、アルバイトをするという「自分だけの時間」を謳歌してきたことと思います。
ですが、学校を卒業して、半年後に始まるのは、奨学金の支払いです。
20年近い返済を組んでいる方もたくさんいることでしょう。
毎月2万円前後、完済するまで、支払い続けていかなくてはなりません。
もしも、そこにクレジットカードの支払いも持っていれば、余計に出費は多くなります。
例えば、奨学金2万円、クレジットカードの支払い3万円だったとします。
就職できたとして、初任給から
毎月5万円の支払いが確定しています。
親元で住み続ける分には、そんなに大きな痛手はないかもしれません。
ですが、夢の一人暮らしは…ちょっと難しいなと感じたりするでしょう。
親元で暮らしていても、食費などを支払うことになれば、さらに自立は困難だなと感じたりもするでしょう。
一人暮らしを決意しようものなら、手元に残るお金の少なさから、さらに借金が増えやすくなるかもしれません。
レジットカードをそのまま利用していけば、毎月の支払額は、3万どころか5万…と増えてしまいます。そこに奨学金の返済があるので、本当に首が回らなくなることも考えられます。
借入を増やすことよりも「返済や債務整理」についてを考えるようにしよう!
よくあるケースは
「支払いに困ったから、さらに借入をしてしまいました」
とおっしゃる方が多いです。
返済のために副業で、アルバイトを始めるのなら応援します。
ですが、返済できないから、新たにキャッシングローンを…と言われると、もうどうにもならない状況に向かっていきます。
返済できなくなった時点で、法律事務所に債務整理の相談の予約をしてください。
場合によっては、親にバレることなく債務整理をすることも可能です。
- 借金を一人で抱える必要がなくなります。
- 借金の返済方法を一緒に考えることができます。
- あなたにとって、ベストな選択肢を選ぶことができます。
- 無料相談の実施している法律事務所はたくさんあります。
- まず、親にバレることなく相談可能です。
親が連帯保証人になっている場合は
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