こんにちは!名古屋のアーク法律事務所の弁護士の鬼頭です。
「任意整理をしたいけど、夫(妻)にバレるのが心配…」
そんな風に思っている方は多いのではないでしょうか?
任意整理は、借金問題を解決するための有効な手段ですが、家族に知られたくないという気持ちもよく分かります。
そこで今回は、「任意整理は夫(妻)に影響するのか?」について、気になる疑問を分かりやすく解説していきます。
任意整理は原則、夫(妻)にバレずにできる!
なぜなら、任意整理はあくまで個人の借金問題を解決する手続きであり、家族に法的な影響が及ぶものではないからです。
弁護士は、依頼者のプライバシーを厳守する義務がありますので、家族に知られることなく手続きを進めることができます。
ただし、注意点も!絶対にバレないとは言い切れない…
ただし、絶対にバレないとは言い切れないのも事実です。
例えば、次のようなケースでは、夫(妻)にバレてしまうリスクがあります。
所有権留保されているものを任意整理した場合
例えば、PaidyなどでiPhoneやMacbookなどのアップル製品を購入し、所有権がPaidyにあるものを任意整理した場合、Paidyから引き上げられることでバレてしまう可能性があります。
信用情報機関に事故情報として登録される
任意整理をすると、信用情報機関に事故情報として登録されます。
いわゆる、ブラックリストのことです。
この情報は、一定期間(完済後5年間程度)記録され、その間はクレジットカードの利用や新規の借入、保証人になることが難しくなります。
もし、あなたの名義でクレジットカードを作ろうとしたり、ローンを組もうとした際に、信用情報機関の情報を確認することで、夫(妻)にバレてしまう可能性があります。
また、信用情報機関に登録されている間は、スマホの割賦契約も利用できなくなる点に注意が必要です。
ただし、デビットカード、電子マネー決済サービス、一括購入などを活用すれば、これまでと変わらない生活を送ることができますのでご安心ください。
任意整理をする前に、家族とよく話し合うことも大切
任意整理は、借金問題を解決するための有効な手段ですが、家族にバレてしまうリスクもゼロではありません。
弁護士には守秘義務がありますので、ご相談内容や手続きについて外部に漏れることはありません。安心してご相談ください。
ご家族との話し合いについては、できるのであれば、事前にしておいた方が後々トラブルになる可能性を減らすことができ、安心です。
もし、家族にバレたくない場合は、弁護士に相談する際に、その旨をしっかりと伝えるようにしましょう。
弁護士の視点からお話をすれば、任意整理をする前に、家族とよく話し合うことも大切です。
借金問題について理解を得たり、協力してもらうことで、よりスムーズに解決できる場合があります。
まとめ
任意整理は、原則として夫(妻)にバレることなく手続きを進めることができます。
しかし、所有権留保されているものを任意整理した場合や、信用情報機関に事故情報として登録されることによって、バレてしまうリスクもあります。
任意整理をする前に、弁護士に相談し、注意点やリスクについてよく理解しておくことが大切です。
もし、家族にバレるのが心配な場合は、弁護士にその旨を伝え、慎重に手続きを進めるようにしましょう。
任意整理とは
弁護士や司法書士が債権者と交渉し、将来の利息をカットしたり、返済期間を延長したりすることで、毎月の返済額を減らす手続きです。
裁判所を通さないため、比較的短期間で手続きが完了するのが特徴です。
メリット
借金の額が比較的多くない方に向いてます。
■債権者を選べる
同一の保証会社の場合は、両方手続きが必要になるケースもあります。
例)バンクイックとアコムなど
■弁護士や司法書士に依頼するだけで、手続きが完了する
■短期間(約3ヶ月ほど)で、手続きが完了する
デメリット
■高額な借金だと生活が楽にならない
■できることは「利息のカット」のみ
■債権者によっては、頭金・利息・期間の短縮などの条件が付けられてしまう
■債権者によっては、任意整理に応じてもらえない
弁護士・司法書士選びのポイント
債務整理は、専門知識と経験が豊富な弁護士・司法書士に依頼することが大切です。以下のポイントを参考に、信頼できる専門家を選びましょう。
- 直接面談をしてくれるか
- 債務整理の経験や実績が豊富か
- 費用体系が明確か
- 親身になって相談に乗ってくれるか
- 事務所の雰囲気はどうか
複数の専門家へ相談し、比較検討することも大切です。
弁護士と司法書士、どちらに相談すればいいの?
借金問題の相談は、弁護士と司法書士のどちらでも受け付けていますが、それぞれに得意分野や扱える案件に違いがあります。
司法書士は、140万円以下の借金問題や、簡易な手続きを扱うことが得意です。
しかし、個人再生や自己破産のように裁判所を介する手続きを行う場合は、弁護士に依頼した方がいいかもしれません。
司法書士に依頼した場合、司法書士は代理人として裁判所への手続きを行うことができません。
そのため、裁判所への手続きはご自身で行わなければなりません。
また、司法書士に依頼した場合でも、裁判所にかかる予納金が発生します。
この予納金は、弁護士に依頼した場合よりも高額になる可能性があり、司法書士の依頼費用が安くても、予納金を含めた総費用は弁護士に依頼した方が安くなるケースもあります。
ご自身で手続きを行うことに不安がある方や、手続きをスムーズに進めたい方は、代理人として手続きを代行できる弁護士に依頼することをお勧めします。
アーク法律事務所では、弁護士が直接対応し、あらゆる債務整理手続きをサポートいたしますので、安心してご相談ください。
アーク法律事務所のサポート
アーク法律事務所は、借金問題に悩むあなたを、心からサポートしたいと考えています。
無料相談
どんなご相談でも、何度でも無料です。借金問題はもちろん、それ以外のことでも、お気軽にご相談ください。
親身な対応
経験豊富な弁護士が、あなたの状況やお気持ちに寄り添い、親身になって対応いたします。
柔軟な相談時間
平日夜間や土日祝日でも、ご相談いただけます。
明瞭な費用
弁護士費用は、事前に明確にご説明いたします。
任意整理:1社につき18,000円(税込)
個人再生:積立金×手続き期間(最低積立額は4万円から)
自己破産:24万円(税込)
すべて、着手金や報酬金、実費、手数料込の費用設定で、追加料金などはかかりません。
分割払いも可能ですので、お気軽にご相談ください。
法テラスの利用も可能です。
専属事務員によるサポート
弁護士だけでなく、専属の事務員が手続きをサポートいたしますので、安心して手続きを進めることができます。
プライバシー厳守
ご相談内容はもちろん、個人情報についても厳重に管理いたします。
即日対応
ご依頼いただいた場合は、すぐに受任通知を発送いたしますので、借金の督促や取立てをすぐに止めることができます。
【当事務所の無料相談の流れ】
当事務所、アーク法律事務所では、日弁連の規定を守り、面談相談のみの取り扱いとさせていただいております。
場所は、名古屋市中区丸の内3丁目17番地13号 いちご丸の内ビル6階にあります。
地下鉄「久屋大通駅」1番出口より北へ徒歩1分です。
面談時間は、平日10時より行っています。
平日夜間・土日のご相談も可能ですので、ご希望の日時をお知らせください。
ご相談料は不要です。
何度でもご相談いただいても、セカンドオピニオンのご相談でも無料です。
納得できる答えが見つかるまで、何度でもご利用ください。
一緒に明るい未来を見つけましょう。
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