任意整理後のその後の生活|手続きが終わったらどうなる?

こんにちは!アーク法律事務所の弁護士の鬼頭です。

今日は、任意整理後の生活についてお話したいと思います。

任意整理を検討されている方や、手続きが終わったばかりの方は、今後の生活について様々な不安や疑問をお持ちかもしれません。

 

「任意整理をすると、その後どうなるんだろう?」

「生活はどう変わるんだろう?」

「何か不便なことはあるのかな?」

そんな疑問をお持ちのあなたに、任意整理後の生活について、良い面もそうでない面も含めて、具体的にお伝えしていきますね。

 

任意整理とは

任意整理とは、裁判所を通さずに、債権者(お金を貸している会社)と直接交渉することで、借金の減額や返済方法を見直す手続きです。

一般的には、将来利息を最大で全額カットし、残った元本を3~5年で支払うことを目指します。

 

しかし、最近の債権者の傾向としては、任意整理に同意しないケースや、頭金・利息・期間の短縮を求められるケースが増えています。

そのため、債権者の最新の情報を知っている弁護士に依頼することが重要です。

 

任意整理後の生活:良い面

任意整理をしたことで、好転することを以下にまとめます。

借金返済の負担軽減

任意整理の一番のメリットは、なんといっても借金返済の負担が減ることです。

毎月の返済額が減ったり、将来利息がカットされたりすることで、返済計画が立てやすくなり、生活にゆとりが生まれます。

精神的な安心感

借金返済のプレッシャーから解放されることで、精神的な安定を得ることができます。

毎日のように届いていた督促状や催促の電話も止まり、穏やかな生活を取り戻せるでしょう。

新しいスタート

借金問題を解決することで、新たなスタートを切ることができます。

将来に向けて、貯蓄など、前向きな目標に向かって進んでいくことができるでしょう。

 

任意整理後の生活:注意点

次に、任意整理をしたことで、これまでの生活と変化してしまうこともあります。

以下を読んで、今後の生活について備えていきましょう!

ブラックリストへの登録

任意整理をすると、信用情報機関に事故情報として登録されます。

いわゆるブラックリストに載ることで、一定期間、クレジットカードの利用やローンの借入が難しくなります。

 

任意整理をしなかったクレジットカードなどは、途上与信がかかるタイミングまでは利用できることが多いです。

途上与信とは、各クレジットカード会社などが、独自のタイミングで、信用情報機関に情報紹介を行うことです。よって、公に告知するものではないため、いつまで使えるかは、その金融会社にしかわかりません。

 

また、保証人になることも、事故情報として登録されている期間はできません。

 

住宅ローン・自動車ローンへの影響

住宅ローンや自動車ローンも、一定期間利用することができません。

ただし、これはあくまで信用情報機関の情報に基づくものであり、現金での購入や、一定期間後に再度審査を受けることで、利用できる可能性もあります。

賃貸契約への影響

賃貸契約も、保証会社によっては審査が通らない場合があります。

しかし、連帯保証人を立てたり、保証人不要の物件を選ぶことで、契約できる可能性もあります。

スマホの割賦契約への影響

スマホの割賦契約も、事故情報が登録されている期間は利用できない場合があります。

スマホ本体を一括で購入するか、中古のスマホを利用するなどの対策が必要になります。

 

任意整理後の生活:Q&A

Q. 任意整理後、クレジットカードは一生使えないのでしょうか?

A. いいえ、そんなことはありません。

ブラックリストに登録される期間は、一般的に5年~7年程度です。 この期間を過ぎれば、再度クレジットカードを作ったり、ローンを組むことができるようになります。


Q. 任意整理後、家族や会社にバレることはありますか?

A. 任意整理の手続きは、基本的にご本人と弁護士の間で行われますので、家族や会社にバレる心配はありません。

ただし、ご家族に内緒で手続きを行った場合、信用情報の審査に引っかかるため、思わぬ形でバレてしまうこともあります。

事故情報として登録されている期間に、新しい契約等をする可能性がある場合には、正直に話しておく方が、後のトラブルを避けるために有効な手段かもしれません。

 

任意整理後の生活設計

任意整理後の生活設計を一緒に考えてみましょう。

生活費の見直し

任意整理後の生活を安定させるためには、まず生活費の見直しが重要です。

毎月の返済額が減る分、生活費を見直す良い機会です。

無駄な出費を減らし、将来のために貯蓄に回せるように、家計簿をつけるなどして、お金の流れを把握しましょう。

 

また、クレジットカードを再度作る場合には、リボ払いをやめて、一括で返済できる金額の買い物までしかしないなどのルールを持つと、再度困ることがなくなります。

 

収入を増やす方法

生活費を見直しても、まだ生活が苦しい場合は、収入を増やすことも検討しましょう。

副業を始めたり、スキルアップを目指して転職をしたりするのも良いでしょう。

貯蓄

任意整理後の生活が安定したら、将来のために貯蓄を始めましょう。

少しずつでもお金を貯めていくことが大切です。

 

任意整理後の注意点

任意整理をした時の注意点をお話します。

返済はきちんと続ける

任意整理後の生活で最も重要なことの一つが、返済をきちんと続けることです。

督促状や催促の電話が止まっても、返済が終わったわけではありません。決められた返済はきちんと続けましょう。

任意整理後に返済が滞ると、債権者からは、一括返済を求められたり、訴訟を起こされる可能性があります。

 

和解内容の確認

債権者との和解内容はしっかりと確認しましょう。

返済期間や金額、利息の有無などを確認し、不明な点は弁護士に質問しましょう。

 

任意整理後の生活:体験談

任意整理をすると、借金返済の負担が減り、精神的に楽になるという声が多いです。

しかし、中には、弁護士費用や司法書士費用のことをあまり理解できておらず、依頼前よりも生活が苦しくなったというケースもあります。

任意整理を検討する際は、必ず弁護士や司法書士に費用や返済計画について詳しく説明してもらい、ご自身でもシミュレーションを行うようにしましょう。

 

任意整理の費用と返済代行サービス

多くの法律事務所や司法書士事務所では、任意整理を行うと「返済代行サービス」が付帯していることがあります。

これは、依頼者に代わって、債権者に毎月振り込みをするというものですが、無料サービスではなく、1社につき1,000円程度の振込手数料がかかることが多いです。

 

つまり、任意整理後の弁済額と、返済代行の費用を二重に支払う必要があり、場合によっては、支払額が依頼前よりも増えてしまうこともあります。 また、毎月いくらどこに支払っているのか、借金がどうなったのか、依頼費用の残額などが不明瞭になるというデメリットもあります。

 

これらの事態を避けるためには、任意整理の費用が安い事務所に依頼すること、返済代行サービスを行っていないところに依頼する方が好ましいと言えるかもしれません。 ただし、自己管理が難しいという場合には、返済代行サービスを利用することで滞納のリスクを減らすことができます。

 

当事務所の場合

当事務所では、ご相談者様の生活再建に重きを置いているため、弁護士費用は1社18,000円と、できる限り低く設定しています。

また、返済代行サービスは行っておらず、ご自身で返済管理をしていただいております。

弁済がスタートするまでには、弁護士費用の支払いも終わり、合意した新たな返済計画に沿って支払いをしていくだけです。

 

あなたが納得できたかがポイント!

任意整理後の生活は、決して楽なものではありません。

しかし、借金問題を解決し、新たなスタートを切るための第一歩となることは間違いありません。

し、任意整理を検討されているのであれば、まずは弁護士にご相談ください。

弁護士は、あなたの状況に合わせて、最適な解決策を提案してくれます。

 

アーク法律事務所では、無料相談も受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。 あなたの新たなスタートを、全力でサポートさせていただきます。

弁護士・司法書士選びのポイント

債務整理は、専門知識と経験が豊富な弁護士・司法書士に依頼することが大切です。以下のポイントを参考に、信頼できる専門家を選びましょう。

  • 直接面談をしてくれるか
  • 債務整理の経験や実績が豊富か
  • 費用体系が明確か
  • 親身になって相談に乗ってくれるか
  • 事務所の雰囲気はどうか

複数の専門家へ相談し、比較検討することも大切です。

 

弁護士と司法書士、どちらに相談すればいいの?

借金問題の相談は、弁護士と司法書士のどちらでも受け付けていますが、それぞれに得意分野や扱える案件に違いがあります。

司法書士は、140万円以下の借金問題や、簡易な手続きを扱うことが得意です。
しかし、個人再生や自己破産のように裁判所を介する手続きを行う場合は、弁護士に依頼した方がいいかもしれません。

 

司法書士に依頼した場合、司法書士は代理人として裁判所への手続きを行うことができません。
そのため、裁判所への手続きはご自身で行わなければなりません。

また、司法書士に依頼した場合でも、裁判所にかかる予納金が発生します。
この予納金は、弁護士に依頼した場合よりも高額になる可能性があり、司法書士の依頼費用が安くても、予納金を含めた総費用は弁護士に依頼した方が安くなるケースもあります。

 

ご自身で手続きを行うことに不安がある方や、手続きをスムーズに進めたい方は、代理人として手続きを代行できる弁護士に依頼することをお勧めします。

アーク法律事務所では、弁護士が直接対応し、あらゆる債務整理手続きをサポートいたしますので、安心してご相談ください。

 

アーク法律事務所のサポート

アーク法律事務所は、借金問題に悩むあなたを、心からサポートしたいと考えています。


無料相談
どんなご相談でも、何度でも無料です。借金問題はもちろん、それ以外のことでも、お気軽にご相談ください。


親身な対応
経験豊富な弁護士が、あなたの状況やお気持ちに寄り添い、親身になって対応いたします。


柔軟な相談時間
平日夜間や土日祝日でも、ご相談いただけます。


明瞭な費用
弁護士費用は、事前に明確にご説明いたします。

任意整理:1社につき18,000円(税込)
個人再生:積立金×手続き期間(最低積立額は4万円から)
自己破産:24万円(税込)

すべて、着手金や報酬金、実費、手数料込の費用設定で、追加料金などはかかりません。

分割払いも可能ですので、お気軽にご相談ください。
法テラスの利用も可能です。


専属事務員によるサポート
弁護士だけでなく、専属の事務員が手続きをサポートいたしますので、安心して手続きを進めることができます。


プライバシー厳守
ご相談内容はもちろん、個人情報についても厳重に管理いたします。


即日対応
ご依頼いただいた場合は、すぐに受任通知を発送いたしますので、借金の督促や取立てをすぐに止めることができます。


 

【当事務所の無料相談の流れ】

当事務所、アーク法律事務所では、日弁連の規定を守り、面談相談のみの取り扱いとさせていただいております。

場所は、名古屋市中区丸の内3丁目17番地13号 いちご丸の内ビル6階にあります。

地下鉄「久屋大通駅」1番出口より北へ徒歩1分です。

 

面談時間は、平日10時より行っています。

平日夜間・土日のご相談も可能ですので、ご希望の日時をお知らせください。

 

ご相談料は不要です。

何度でもご相談いただいても、セカンドオピニオンのご相談でも無料です。

納得できる答えが見つかるまで、何度でもご利用ください。

一緒に明るい未来を見つけましょう。

 

 

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どんなご相談者様も
決して責めることはありません。

あなたの立場を理解し、
未来に向けた最適な解決策を
一緒に考えることをお約束します。


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