自給自足をして、自然の中で生活する以外、お金を使わず、買い物をせずに生活することは困難ですよね。
自己破産を決めた時、裁判所は、あなたの経済状況を見ています。
つまり…
あなたの「お金の使い方」を見ています。
あなたは、毎月、どんなことにお金を使っていますか?
これまで、カードを使って生活してきたとするのなら、カードを使った買い物はできません。
また、破産手続きは、
経済的に更生をするための手続きと言い換えられます。
あなたのお金の使い方は大丈夫でしょうか?
不安な方は、一緒に見ていきましょう。
破産手続き中のお金の使い方はどうするべきなのか?
破産手続き中って、どのようにお金を使うことが望ましいのでしょうか?
お金の使い方、考え方は人それぞれですが、破産手続き中ともなると、これまでとは違う状況です。
裁判所があなたの借金を帳消しにしてもいいのか、いけないのか…
あなたの財産をどのように扱うべきなのかを考えているところです。
それならば、裁判所に胸を張って、いつでも経済状況について、答えられる状況を構えていることが、あなたとしても1番望ましいことではないでしょうか?
管財事件ともなれば、管財人から質問されることもあります。
使途不明金などの説明のつかない状況や手続きに不利になる状況は避けたいと思いますよね?
次に具体的に説明していきます。
破産手続き中の買い物、ネットショッピングの利用について
ネットショッピングを利用する人って多いですよね。
欲しい時に注文すれば、最短で当日に届くことさえある時代です。
何より、ネットショッピングの方が利用できる範囲も広く、お店を何軒も回る必要もありませんし、実店舗よりも安く購入できることもあります。
これからの人生の再構築ということで、新たな夢を抱くこともありますよね。
例えば、新しい仕事をするために資格を取りたいと思い、参考書やテキストなどが欲しくなったとします。
書店をまわっても、取り扱いがあるかどうかは、お店次第になります。
そう考えると、思い立ったが吉日…ネットショッピングを活用すれば、店舗に行って見つからないと、損することもありませんし、中古の本を見つけることもできて、安く済むこともありますよね。
ここからが注意です。
ネットショッピングを利用することは問題ありません。
ですが、購入の仕方には問題が生じることになります。
後払いのコンビニ決済は利用しないでください。
後払いは、借金の扱いになります。
ネットショッピングを利用する場合は、
- 先払い
- 代引き
どちらかを利用するようにしてください。
破産手続き中の自己投資についての問題点
ネットショッピングの利用に引き続いて、その金額に関しても考えてみましょう。
そもそも、自己破産をするということは、借金が支払えないことが前提です。
それなのに、自己投資として、高額な金額を費やすことがあったら、それは問題視されることになります。
例えば、資格取得のための学校に通うなどの場合です。
先ほどの書籍を買う程度ならば、問題になることは少ないと思います。
ただし、親などが、そのお金を負担してくれる場合は問題にはなりません。
ですが、不明瞭なことも多いと思いますので、依頼した弁護士に確認をすることが1番です。
【まとめ】破産手続き中の買い物の仕方と自己投資には注意をしよう
最後にまとめとして
- 後払いになる決済をしないこと
- 高額な自己投資は相談しよう
自分のため、生活のためにお金の使い方を考えることは大切なことです。
しかし、破産手続き中に高額な金額が捻出できるのなら、「借金を支払ってよ」と言われてしまう可能性があります。
くれぐれも買い物の仕方には、ご注意ください。
これから自己破産をご検討される場合には、アーク法律事務所へ是非お越しください。
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