毎月の返済に追われ、
将来が見えない…
返済のために、
別の会社からお金を借りてしまった…
もしあなたが今、借金問題でこのような悩みを抱えているなら、どうか一人で抱え込まないでください。
出口の見えないトンネルのように感じるかもしれませんが、問題を解決し、平穏な生活を取り戻すための方法は必ずあります。
その解決策の一つが「自己破産」です。
「破産」という言葉に、怖いイメージやネガティブな印象を持つ方もいるかもしれません。
しかし、自己破産は決して人生の終わりではなく、借金の負担から解放され、新しい人生をスタートさせるための国が用意した法的な手続きです。
この記事では、自己破産とはどのような制度なのかという基本から、実際に800万円もの借金を乗り越えた方の事例、そして具体的な手続きの流れまで、弁護士が分かりやすく解説します。
自己破産とは?借金をゼロにして再スタートを切る制度
まずは、自己破産の基本的な仕組みを理解しましょう。
自己破産とは何か?
自己破産とは、裁判所に「借金の支払いが不可能である」と認めてもらい、法律に基づいて借金の支払義務を原則として全て免除(免責)してもらう手続きのことです。
この手続きの目的は、債務者を借金の苦しみから救済し、経済的に立ち直るチャンスを与えることにあります。
自己破産のメリット
自己破産には、人生を立て直すための大きなメリットがあります。
借金の返済義務がなくなる
これが最大のメリットです。
税金・年金・保険料・養育費・損害賠償金など一部の支払いを除き、消費者金融やクレジットカード、銀行ローンなどの借金は全てゼロになります。
返済に追われる日々から解放されます。
弁護士に依頼した時点で督促が止まる
弁護士に依頼すると、弁護士はすぐに債権者(お金を貸している会社)へ「受任通知」という手紙を送ります。
この通知を受け取った債権者は、本人への直接の取り立てや督促をすることが法律で禁止されています。
これにより、精神的なプレッシャーから解放されます。
生活に必要な財産は手元に残せる
「何もかも失う」というイメージは誤解です。
生活に必要な当面の現金(99万円まで)や、家財道具、仕事に不可欠な道具などは手元に残すことができます。
自己破産のデメリットと誤解
もちろん、デメリットも存在します。
しかし、多くの方が想像するような過酷なものではありません。
信用情報機関に登録される(ブラックリスト)
約5年~10年間、信用情報機関に事故情報が登録されます。
この期間は、新たにローンを組んだり、クレジットカードを作成したりすることが難しくなります。
上手な過ごし方があります。
事故情報が登録されている期間は、ローンが組めなくなりますが、一括で購入することができれば問題ありません。
スマホなら、型落ちなどを選べば、安く買うことができます。
日常的な生活においては、電子マネー決済サービスを利用したり、デビットカードを利用することで、従前どおりのサービスを受けることができます。
高速道路においては、ETCパーソナルカードを利用すれば、ETCの機能を継続して利用できます。
一定以上の価値を持つ財産は処分される
目安として20万円以上の価値がある財産(持ち家、土地、車、生命保険の解約返戻金など)は、処分して債権者への配当に充てられる場合があります。
しかし、自由財産の拡張をすることで、最大99万円までの財産を残すことも可能なため、必ずしも処分されてしまうわけではありません。
よくある誤解を解消しましょう
「戸籍や住民票に載る」→ 載りません。
「選挙権がなくなる」→ なくなりません。
「家族が代わりに返済する必要がある」→ 保証人になっていない限り、家族に返済義務はありません。
「会社をクビになる」→ 自己破産を理由に従業員を解雇することは法律で禁止されています。
【解決事例】月25万円の返済…800万円の借金を乗り越えたYさんのケース
ここで、実際に自己破産によって生活を再建したYさん(40代・女性)の事例をご紹介します。
絶望的な状況
Yさんは、夫とお子さん一人の3人家族。
どこにでもいる、ごく普通の家庭でした。
しかし、Yさんには誰にも言えない悩みがありました。
最初のきっかけは、シングルマザーだった時代。女手一つで子供を育てる中で、どうしてもお金が足りない時にクレジットカードで補填する生活が続いていました。
その後、再婚して新たな生活が始まりましたが、夫の収入が減るなどの不運が重なり、生活は苦しくなる一方。
気づけば借金は雪だるま式に膨れ上がり、借金総額は800万円、月々の返済額は25万円にまで達していました。
「もう、どうすることもできない…」
まさに八方ふさがりの状況で、Yさんは当事務所へお越しくださいました。
法律の専門家への相談と解決
私たちはYさんの状況を丁寧にお伺いし、家計を圧迫している借金問題を解決するために、自己破産の手続きをご提案しました。
手続きを開始し、まず債権者からの督促を止めました。
Yさんは、鳴りやまない電話の恐怖から解放され、精神的に落ち着きを取り戻すことができました。
その後、裁判所への申立てを経て、Yさんの借金は無事に全額免除されました。
財産を失うこともなく、家族に知られることもなく、手続きを終えることができたのです。
今では、Yさんは借金のプレッシャーから解放され、穏やかな日々を取り戻し、未来を見据えて前向きに生活を立て直しています。
自己破産の手続きはどのように進む?相談から解決までの流れ
「手続きは複雑で大変そう…」と不安に思うかもしれません。
しかし、弁護士に依頼すれば、ほとんどの手続きを任せることができます。
大まかな流れは以下の通りです。
1.弁護士への無料相談 まずは勇気を出して、法律の専門家へ相談することから始まります。
現状を正直にお話しください。
2.受任通知の発送 正式に依頼すると、弁護士が各債権者に受任通知を発送。
この時点で、あなたへの直接の督促がストップします。
当事務所の場合は、ご依頼を受けた当日に受任通知を発送しますので、その日に督促や支払いを止めることができます。
3.裁判所への申立て準備 弁護士のサポートのもと、申立てに必要な書類(家計の状況、財産リストなど)を準備します。
ご依頼者様に用意していただかなければいけない書類もあるため、ご協力が必須です。
6.免責許可決定 裁判所が借金の免除を認める「免責許可決定」を出すと、手続きは無事に完了。
借金の返済義務がなくなります。
弁護士にご依頼くだされば、裁判所への手続きは、代理人として行うことができますし、一緒に同行することも可能です。
あなたが一人で手続きを進めることはないため、どうぞご安心ください。
自己破産に関するよくあるご質問(Q&A)
最後に、多くの方が抱く疑問にお答えします。
Q. 会社に知られてしまいますか?解雇されませんか?
A. いいえ。
自己破産したことが会社に知られるケースは、会社から借入れをしている場合などを除き、ほとんどありません。
また、自己破産を理由に従業員を解雇することは不当解雇にあたり、法律で認められていません。
Q. 家族に影響はありますか?
A. ご家族が借金の「保証人」になっていない限り、返済の義務が及ぶことはありません。
法的には全くの別人格として扱われますのでご安心ください。
Q. 弁護士費用が払えるか心配です…
A. 多くの法律事務所では、費用の分割払いに対応しています。
また、弁護士に依頼して督促が止まれば、これまで返済に充てていたお金を弁護士費用に充当できるため、無理なく支払いが可能になるケースがほとんどです。まずは費用の心配をせず、ご相談ください。
※収入要件を満たしていれば、法テラスの申請も法律事務所からできますので、ご安心ください。
【まとめ】一人で悩まず、再スタートへの一歩を
借金問題は、とてもデリケートで、誰にも相談できずに一人で抱え込んでしまいがちです。
しかし、Yさんの事例のように、専門家へ相談するという勇気ある一歩が、必ず解決への道を開きます。
自己破産は、決して特別なことでも、恥ずかしいことでもありません。それは、あなたがこれからの人生を前向きに、そして穏やかに生きていくために国が用意した、正当な「再スタートの権利」です。
もしあなたが今、暗いトンネルの中にいると感じているのなら、ぜひ一度、私たちにご相談ください。
そのトンネルの出口まで、私たちが一緒に歩んでいきます。
私たち、アーク法律事務所では、納得できる未来の選択肢が見つかるまで、何度でも無料相談を受けていただくことができます。
また、解決方法は、自己破産だけではありませんので、じっくりとお話をお聞かせください。
借金をゼロにし、家族とともに前向きに再スタートを切られました。
債務整理をしたことで、心に余裕も生まれ、元気になれたともありがたいお言葉を頂きました。
アーク法律事務所のサポート
アーク法律事務所は、借金問題に悩むあなたを、心からサポートしたいと考えています。
無料相談
どんなご相談でも、何度でも無料です。借金問題はもちろん、それ以外のことでも、お気軽にご相談ください。
親身な対応
経験豊富な弁護士が、あなたの状況やお気持ちに寄り添い、親身になって対応いたします。
柔軟な相談時間
平日夜間や土日祝日でも、ご相談いただけます。
明瞭な費用
弁護士費用は、事前に明確にご説明いたします。
任意整理:1社につき18,000円(税込)
個人再生:積立金×手続き期間(最低積立額は4万円から)
自己破産:24万円(税込)
すべて、着手金や報酬金、実費、手数料込の費用設定で、追加料金などはかかりません。
分割払いも可能ですので、お気軽にご相談ください。
法テラスの利用も可能です。
専属事務員によるサポート
弁護士だけでなく、専属の事務員が手続きをサポートいたしますので、安心して手続きを進めることができます。
プライバシー厳守
ご相談内容はもちろん、個人情報についても厳重に管理いたします。
即日対応
ご依頼いただいた場合は、すぐに受任通知を発送いたしますので、借金の督促や取立てをすぐに止めることができます。
【当事務所の無料相談の流れ】
当事務所、アーク法律事務所では、日弁連の規定を守り、面談相談のみの取り扱いとさせていただいております。
場所は、名古屋市中区丸の内3丁目17番地13号 いちご丸の内ビル6階にあります。
地下鉄「久屋大通駅」1番出口より北へ徒歩1分です。
面談時間は、平日10時より行っています。
平日夜間・土日のご相談も可能ですので、ご希望の日時をお知らせください。
ご相談料は不要です。
何度でもご相談いただいても、セカンドオピニオンのご相談でも無料です。
納得できる答えが見つかるまで、何度でもご利用ください。
一緒に明るい未来を見つけましょう。