長期間に渡って、複数の借金をしてしまうと、
どこから、いくら借りているのか
あと、いくら払わなければいけないのか
こういったことがわからなくなってしまうことがあります。
返済が難しくて、弁護士に相談しようと思っても、
「借金はいくらありますか?」
この質問に答えられないと困る方も多いです。
また、ご家族様が心配で借金のことについて調べようと思った時、本人の承諾なしでは調べることができません。
今日は、借金がいくらあるか調べる方法をご紹介します。
Q:自分の借金はどうやって確認すればいいのか?
A:信用情報機関に開示申請をすることで、借入状況を確認することが可能です。
1番簡単なのは、手元にある請求書やカード関連のアプリなどから、借入状況を確認できれば早いです。
しかし、滞納してしまっていたり、引っ越しなどで住所変更をしておらず、督促状などが届かないこともあります。
放置してしまった期間が長くなれば、わからなくなってしまうこともありますよね。
ただし、信用情報は、個人情報になるため、借金をした名義人本人から開示申請を行う必要があります。
【信用情報からわかること】
・氏名
・生年月日
・電話番号
・契約内容
・契約年月日
・契約額
・請求された額
・入金した額
・残高
・返済状況
・入金状況など
CIC…主にクレジットカードの利用が多い方
主にクレジットカードやローンなどの信用情報は、CICが扱っています。
【主な加盟店】
・百貨店
・専門店会
・流通系クレジット会社
・銀行系クレジット会社
・家電メーカー系クレジット会社
・自動車メーカー系クレジット会社
・リース会社
・保険会社
・保証会社
・銀行
・消費者金融会社
・携帯電話会社など
<インターネットから確認の場合>
クレジットカードまたはキャリア決済が可能な場合、手数料は500円で即時確認が可能です。
■サービス日時:毎日8:00~21:45
■必要なもの:ネット環境とクレジットカードの契約に利用した電話で、発信番号を通知できるもの
<郵送手続きの場合>
申込書・本人確認書類・手数料を郵送し、10日ほどで届く。
■手数料:1,500円
「コンビニエンスストアで購入する開示利用券(コンビニチケット)」または「ゆうちょ銀行で発行の定額小為替証書」
詳しくは、CICのHPへ
JICC…消費者金融からの借入が多い方
主に消費者金融からの借入が多い方は、以下より加盟店をご確認の上、開示申請を行ってください。
<アプリから開示申請を行う場合>
■手数料:1,000円
1.クレジットカード+電話認証
数分~数時間で開示可能
20時以降の場合は、翌日8時以降
2.本人確認書類認証
翌日~3日
<郵送で開示申請を行う場合>
本人確認書類認証
申込完了後5~7日で簡易書留にて届く。
詳しくは、JICCのHPへ
KCS…銀行からの借入を確認する場合
銀行からの借入を確認する場合は、全国銀行個人信用情報センターへ開示申請を行ってください。
<インターネットの場合>
手数料:1,000円
マイナンバーまたは写真付き身分証明書
<郵送で開示申請を行う場合>
手数料はコンビニエンスストアで「本人開示・申告手続利用券」(1,124円~1,200円。コンビニによって異なる)を購入し、同封します。
1週間~10日で簡易書留にて届く。
詳しくは、全国銀行個人信用情報センターHPへ
家族が代理で信用情報の開示申請を行う場合
原則、信用情報の開示請求はプライバシーや個人情報保護の観点から、本人以外の方からの申込みは受け付けていません。
ただし、借入をした本人から委任状をもらうことで、任意代理人による開示が可能な場合があります。
各信用情報機関の開示申請手順に沿って行ってください。
返済が難しいと感じたら無料相談を利用しよう
信用情報の開示申請を行って、現状を把握した上で、返済が難しいと感じるのであれば、法律相談をご検討ください。
アーク法律事務所では、弁護士相談を無料で行っております。
何度ご利用していただいてもお金はかかりませんので、ご安心ください。
ご相談には、ご来所が必要です。
セカンドオピニオンも大歓迎ですので、他の弁護士や司法書士に相談中の方も、ご不安なことや他の弁護士の意見が聞いてみたいなどありましたら、お気軽にお越しください。
面談は、朝10時より行っております。
平日夜間や土日にも対応可能ですので、ご希望の日時をお知らせください。
1時間の相談枠を用意してお待ちしております。